香芝市議会 > 1998-09-24 >
09月24日-03号

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  1. 香芝市議会 1998-09-24
    09月24日-03号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成10年第4回 9月定例会          平成10年第4回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成10年9月24日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (20名)    1番 河 杉 博 之 君          2番 縄 田 佳 孝 君    3番 北 川 重 信 君          4番 芦 高 省 五 君    5番 竹 下 正 志 君          6番 吉 川 政 重 君    7番 黒 松 康 至 君          8番 中 川 廣 美 君    9番 長谷川   翠 君          10番 大 倉 勝 彦 君    11番 奥 山 博 康 君          12番 角 田 博 文 君    13番 藤 本 みや子 君          14番 萬 慶 芳 貞 君    15番 西 里 晴 昭 君          16番 高 谷   廣 君    17番 田 中 信 好 君          18番 田 中   保 君    19番 長谷川 芳 治 君          20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     先 山 昭 夫       助役     森 元 公 爾   収入役    岡 田 紀 郎       教育長    百 濟 成 之   企画調整部長 辻 本 勝 茂       総務部長   城   守 一   市民生活部長 奥 山 誠 次       保健福祉部長 西 野 武 弘   産業建設部長 竹 嶋   将       都市整備部長 梅 田 善 久   教委事務局長 山 田 勝 治       水道局長   松 浦 輝 男6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 上 田 武 志                          〃  書記 松 原 秀 典7 会議の事件は、次のとおりである。   議第36号 財産の取得について   議第37号 香芝市立学校条例の一部を改正することについて   議第38号 香芝市福祉事務所設置条例の一部を改正することについて   議第39号 香芝市老人福祉センター設置条例を廃止することについて   議第40号 平成10年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について   議第41号 平成10年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について   議第42号 平成10年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)について   議第43号 大和都市計画道路3・3・1中和幹線(高山台)建設工事請負契約の締結について   議第44号 公共下水道管渠築造工事(第323号工事)請負契約の締結について   議第45号 公共下水道管渠築造工事(第415号工事)請負契約の締結について   議第46号 香芝市道路線の認定について   議第47号 香芝市道路線の廃止について   認第1号 平成9年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定について   認第2号 平成9年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について   認第3号 平成9年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について   認第4号 平成9年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認第5号 平成9年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認第6号 平成9年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について   認第7号 平成9年度香芝市水道事業会計決算の認定について   意見書第2号 「乳幼児医療費無料の制度を国に求める」意見書(案)   意見書第3号 「乳幼児医療費無料の拡充を奈良県に求める」意見書(案)   意見書第4号 教育予算拡充に関する意見書(案)                              開議 午前10時37分 ○議長(高谷廣君) おはようございます。 本会議を再開いたします。 開議の前に、7日の本会議におきまして同意いただきました公平委員並びに教育委員さんをご紹介をいたします。 ◎助役(森元公爾君) 去る9月7日の本会議におきましてご同意いただきました公平委員会並び教育委員会の委員をご紹介申し上げます。 公平委員の松原俊作氏でございます。 ◎公平委員会委員(松原俊作君) よろしくお願いします。 ◎助役(森元公爾君) 教育委員の喜村成元氏でございます。 ◎教育委員会委員(喜村成元君) よろしくお願いします。 ◎助役(森元公爾君) 以上、委員のご紹介を終わります。ありがとうございます。 ○議長(高谷廣君) 松原委員さん、喜村委員さんにおかれましては、大変ご多用の中、ご出席いただきまして本当にありがとうございます。今後とも本市の発展のために格段のご尽力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございます。 続きまして、台風7号の被害状況について市長よりご報告願います。 ◎市長(先山昭夫君) 皆様、おはようございます。 去る9月22日の台風7号の関係につきまして、現在取り組んでまいりました経過等につきましてのご報告を申し上げたい。定かな問題につきましては昨日に続きまして、きょうもまとめをやっておるわけでございますが、なかなか広範囲にわたっておりまして、状況把握ができておらないというのが実態でございますんで、きょうまでの一応の概要につきましてのご報告を申し上げたいと思います。 9月22日の午後3時過ぎに本市を直撃いたしました台風7号関係の被害状況とその対応につきまして概要報告をいたします。 台風7号につきましては、最大時間雨量が12.5ミリメートルでございまして、さらに消防署記録でございますけれども、最大瞬間風速が56メートルを記録いたしました。言いますと、雨よりも風による被害をこうむったわけでございます。被害状況でございますけれども、一応ガラス等の破損によりまして数人のけが人ということは風聞で聞いておりますけれども、直接的な大きな人的な被害はなかったものと、このように思っとるわけでございますが、しかし、家屋につきましては市内全域にわたりまして屋根とか塀とか看板とか、倒木の被害を受けたところでございます。特に道路や鉄道の交通施設につきましては、倒木なり、電柱の破損、倒壊等によりまして、165号線、168号線、それから県道の上中・下田線、また県道香芝・田尻線、またJR、近鉄とも通行止め、また通行停止状態になったわけでございまして、西名阪も6時半ごろには一部開通をしたんでございますけど、その後安全確認のためにまた停止となりまして、夜半前には開通したようでございます。このように長時間にわたりましての交通混雑と渋滞を引き起こしてまいったわけでございます。加えまして、今回市内一部を除きまして、一部と申しますのは、志都美地域の一部と、そして真美ヶ丘の東部の一部を除きまして、市内全域にわたりましての広域停電状態になったわけでございまして、これが市民生活に大きな不安と影響を与えたわけでございます。改めまして今回のこの台風によりましてライフラインの確保の重要性を再認識をする結果となったわけでございます。 現在に至りまして送電は全市内的には可能になったわけでございますが、今なお個別停電箇所がございまして、関西電力によりましてその調査と今対応に走っておるというような状況でございます。特にまだ鎌田方面、下田東方面北今市方面、そうした各所におきまして個別の停電箇所が今なお続いておるということで、今度は個々に対する調査を関西電力に行っておりまして、その状況をまた私どもも得るように努力をいたしておるところでございます。なお、保育所や幼稚園、学校、体育館等の公共施設の設備に対しましても屋根の破損を含めまして大小の相当な被害を受けたわけでございます。下田小学校につきましては今も停電がございまして、もう近々もう送電できるようなことになっておるわけでございます。 次に、これらの災害対策の対応でございますけれども、まず体制づくりにつきましては、台風が来ました9月22日の3時に災害対策本部を設置いたしまして、今日まで24時間本部詰め体制をつくってまいりました。その後断続的に、3号動員といいますと職員がほぼ全員でございますんで、約400人余りを、また1号動員といたしまして昨日は、1号動員で係長以上ですから百四、五十人を動員をいたしながら、応急対策なり復旧対策に努めてまいったわけでございますが、さらにきょう朝から班を編成いたしまして、もう雨の中でございますけれども、その作業に入っておりまして、あしたも続けていく計画を持っております。できましたら、きょう、あすで、ある一定の応急対策なり復旧対策、清掃作業を終えたいと、このように頑張っておるところでございます。 その内容といたしまして、きょうまでの災害対策本部の内容といたしましては市民のご依頼もございまして、あるいは殺到いたします問い合わせに対しましての対応をやっておりました。内容的にはやはり停電による不安というものが中心的になっておったわけでございます。それから、生活道路でございます市道の交通の確保と安全対策という問題につきましても、これは市行政職員が中心になって昼夜にわたりまして取り組んでまいった経過でございます。さらにあわせまして、不安感が非常に募っておりましたから、市民の皆さん方への広報と啓発という活動を行ってまいったわけでございます。特にその中で今回の、先ほど申し上げましたように、問題は停電ということで、広域停電ということでございまして、これも香芝市だけじゃございません。関西電力管内一円になっております関係から、非常にパニック状態に、関西電力がそれもなりました。いろんな議員の皆さん方の方から直接関西電力への照会あったと思いますけれども、電話の応対は一切出ないというような状況が続いておったわけでございまして、そんな関係もございまして、私の方から逆に職員を派遣いたしまして、市内の状況と緊急のその対応策というものに訴えてまいりました。再三高田の方へ出向きましたけれども、中間に交通渋滞を起こしておるというようなことでございましたけれども、やっておりまして、昨日からは助役、収入役も、特に関西電力へ派遣いたしまして、また職員を関西電力へ置きまして、私の方からと、こう連絡を取ってすぐに対応さすというような形でやりまして、さらに香芝市だけの災害対策本部だけではいかんということで、県の災害対策本部へも依頼いたしまして、香芝への通電の要求を県の方からも要請してほしいということで、考えられる手法をやってまいったわけでございますが、しかし、ご案内のように、この電気というのは、私たちの職員が精いっぱい努力してくれました、ある一定の生活道路や各面にわたっての努力してきましたけれども、この電気だけはやはり専門業者の関西電力にゆだねなけりゃならないという問題がございます。ご案内のように、あの感電事故とか、また漏電、火災という二次災害というのが想定されますんで、関西電力からは絶対さわらんといてほしいというような要請もございましたんで、とにかく関西電力に対しましては復旧要請をたび重ねて行ってきたというような実態でございます。これからの問題でございまして、今回のこの台風7号災害、本市にとりましては大きな経験と反省を促したと、このように思っております。今後の災害対策にこれからも生かしていかなきゃならない。 まず一番大事なことは、やはり市民生活に大きな影響を与えました停電の問題を早期に回復するということで、昨日も災害対策本部の中で申し上げとったわけでございますが、関西電力に対しまして、今回の実態を踏まえて強く要請してまいりたい。特に復旧すべき箇所の早期発見ということが関西電力に要望したい。さらには情報が関西電力から、その情報の提供がほとんどできなかったと。事実上、復旧作業が、また被害箇所の把握がなかなか関西電力そのものができなかった関係もございまして、災害対策本部の照会に対する情報の提供がなかったと。いつごろのめどに復旧がしますと、できますというような情報は初日1度出したんでございますけど、大きなこう間違いを起こしました、関西電力は。私どもが市民の皆さん方、それをちょっと流したんですけれども、逆におしかりを受けるような結果になりました関係上、その後、関西電力からの復旧見通しの情報は全然出なかったと。それだけに市民の皆さん方が不安が一層募ったと。これらにつきましても関西電力に強く要請をしたい。情報の提供と、いわゆる連絡システムの充実を図らなきゃならないなと、このように思っておりますし、あわせまして一番大事な早期の復旧体制の整備を要請していくと。これは近々中に私が関西電力へ出向きまして、要請文を持って今後強く抗議とあわせて要請をしてまいりたい、このように思っております。 関西電力も近畿一円から応援態勢をつくりました。私どもの方にも、市内に入っておりますのは兵庫県から参りましたとかいうような応援部隊も入っておりまして、近畿各面から私どもも初日から応援を求めてほしいという要請もあわせて行っておりまして、近畿各地域からも応援があったということでございます。このように、今申し上げましたように、各項目にわたりましてこれからも関西電力に対しまして要請をいたしますとともに、災害対策本部体制の充実というものもこれからも見直しをしていきたいと思いますことあわせまして、私どもの市庁舎には三、四十分程度の停電対応はできるようにはいたしておりましたけれども、まだ本格的な自家発電ではございません。今日までは投光器等によりまして数台によって対応をやっておりましたけれども、やはり今後もこの自家発電というものをやはり導入していくということもあわして考えていきたいな、このように思っておりますんで、ひとつご理解いただきたいと思います。 最後になりましたけれども、議員の皆さん方もいろんな情報の提供とか、市民の皆さん方にいろんな啓発をやっていただきまして、ご協力に対しまして本当に心から厚くお礼申し上げまして、台風7号関係のきょうまでの概要といたしますが、ちなみに電柱は一体どのぐらいが倒れたかということでございますけれども、私どもでちょっと把握いたしましたのが、電柱で51本半倒壊的なものもございまして、51本ございました。そのうちの11本が完全に損傷、倒壊いたしまして、倒れてしまいました。これが大きな送電の被害になりましたし、特に鎌田からこちら二上方面についております送電線が真ん中で切断してしまいまして、これも大きな形ですから、太子方面から送電をしてこなけりゃならないというようなことで、送電線がもう切断されたということで、大きな致命的な格好になったわけでございます。 それ以外に家屋も、これはもう初日のこれは通報以外ですから把握できないわけでございますけれども、家屋の場合も二十数件の家屋や、倉庫とか納屋とかガレージとかで通報をいただきましたのが二十数件で、実際はもっと多くあると思います。そのうちで家屋の半壊が4件、それ以外はもっとこれ出てくると思うのですけれども、通報いただいた分しかわかりませんし、私どもの目に届かないところがございますんで、二十数件の被害が出ておるということでございます。 立木につきましても、倒木につきましても、私どもに情報を寄せられました大きなものにつきましては、障害になります木では42件ほどいただいております。 そのほか道路障害、水路障害、こうした形が出てまいりましたけれども、今後も今ちょうどゆうべから徹夜かけて大体のまとめを行っておるというような状況でございまして、このように市内全域にわたりまして今回の台風7号が大きな被害をもたらしたという結果の一部をご報告を申し上げまして、えらい貴重な時間でございました、どうもありがとうございました。報告終わります。 ○議長(高谷廣君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員の指名 ○議長(高谷廣君) 本日の署名議員でございますが、前日に引き続きましてお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 議会運営委員長報告 ○議長(高谷廣君) それでは、本日の日程を議題といたします。 議会運営委員会でご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告願います。 田中委員長。 ◆議会運営委員長(田中信好君) おはようございます。 台風7号が直撃ということで、皆様方に大変ご苦労かけたことと思います。 きょうの本会議を前に委員会を開催させていただきまして、本日の日程等をご審議いただいておりますので、ご報告を申し上げます。 この後、日程3番目といたしまして建設経済委員長から建設経済委員会に付託をされました議第41号、議第43号、議第44号、議第45号、議第46号、議第47号、認第4号、認第5号について委員長報告をいただく予定でございます。そして、日程4番目に総務文教委員長から総務文教委員会に付託となっております議第36号、議第37号、議第40号、認第6号、意見書第4号についてご報告をいただくことになっております。また、日程5番目に民生水道委員長報告として付託のありました議第38号、議第39号、議第42号、認第2号、認第3号、認第7号、意見書第2号、意見書第7号についてご報告をいただき、それぞれ採決をいただくことになっております。その後、日程6番目に決算特別委員長から認第1号平成9年度香芝市一般会計歳入歳出の認定について報告いただき、採決をいただくことになっておりますので、よろしくご了解いただきたいと思います。そして、午後5時に閉会という日程でございますので、どうぞ皆さん方のご協力をお願いいたしまして、本日の日程がスムーズに運営できますようによろしくお願いします。 私の委員長報告を終わります。 ○議長(高谷廣君) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいまの議会運営委員長からの報告にありましたとおり、本日の議事日程にすることにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、お手元の日程(案)どおりに本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 建設経済委員長報告 ○議長(高谷廣君) 日程に従いまして、建設経済委員会に付託しましたご審議願っております議第41号、議第43号から議第47号、認第4号、認第5号を議題とし、建設経済委員長から報告を願います。 奥山委員長
    建設経済委員長(奥山博康君) おはようございます。 先ほど来から市長からも報告ございましたように、本当に台風7号は大きなつめ跡を残して今なおやはり香芝市内でも大変だと、かように思います。 私はこれから建設経済委員会の審議事項の報告をさせていただきたいと、かように思うのでございますけれども、ちょうど私どもの住んでいる志都美の北西の方がきのうの8時まで実は停電しておりまして、ちょっとこう朝からこの3時間ほどでこれ委員長報告としてまとめたものでございますけれども、報告漏れ等があるかなと思いますので、議員諸公の補足説明をよろしくお願いしたいなと、かように思うわけでございます。 去る9月7日、9月定例会で付託されました議第41号、43号、44号、45号、46号、47号、認第4号下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定、そして認第5号ということで、9月14日に建設経済委員7名全員の出席のもと委員会を開催いたしました。 まず、議第41号を議題といたしまして、理事者からの説明を求めました。説明内容といたしましては、香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については歳入歳出にそれぞれ1億5,910万円を追加し、20億8,310万円に補正するとの説明があり、歳出で、国の景気対策により6月に公共事業の増額補正が実施されたことに伴うもので、公共下水道事業委託料で1億2,000万円、補償補てん及び賠償金で1,000万円、また流域下水道事業費負担金補助及び交付金で1,910万円の補正であるとの中身の説明がありました。これに伴う地方債補正についての説明があった後、委員から、普及率は30%余りと聞いているが、地域から要望があれば優先的にしてもらえるのかと質され、今後の予定は調査設計をしていきますので、希望があれば、また要望があればかなえられるようにしますが、基本的には今の工事の延長の中で行っていくとの答弁がございました。質疑を打ち切り、当委員会としては簡易採決により原案のとおり可決いたしました。 続いて、議第43号を議題として、理事者から説明を受けました。大和都市計画道路3・3・1中和幹線(高山台)建設工事請負契約の締結について、8月21日、8社による指名競争入札を行い、株式会社淺沼組奈良営業所辻本昌治氏と、契約金額3億1,500万円で請負契約を締結するための議案との説明があり、概要として、穴虫の国道165線からの近鉄大阪線までの工事延長1,540メートル、幅員25メートルについて工事を実施するもので、工期は平成11年3月26日までとの説明がありました。委員から、指名業者の入札価格と最低価格を決めているかと質され、入札価格と最低価格は決めてないとの答弁がありました。また、委員から、中和幹線の負担はどのようになっているのかと質され、国50%、市50%負担であるが、協定書により中和幹線の市負担分については組合に負担していただいているとの答弁がございました。以上で質疑を打ち切り、討論に入り、本案に反対の藤本委員から反対討論を受け、縄田副委員長より賛成討論を受け、賛成5、反対1、賛成多数で議第43号については当委員会として可決いたしました。 続きまして、議第44号公共下水道工事管渠築造工事(第323号工事)請負契約の締結についてを議題とし、理事者から提案理由の説明を受けました。内容といたしましては、8社による指名競争入札を行い、株式会社奥村組奈良営業所所長宮本高司氏と、契約金額3億1,500万円で契約を締結するための議決を求めるものであり、近鉄五位堂駅西側踏切から西へ289.5メートルをミニシールド工法で、182.4メートルを推進工法及び開削工法により実施、平成11年3月26日までの工期であると説明がございました。委員から入札回数、分離発注について質され、1回目の入札で決まり、この工事は一体性のもので分離発注はできないとの答弁がございました。質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けし、採決の結果、賛成多数で当委員会として可決いたしました。 続いて、議第45号を議題とし、理事者から、公共下水道に関する整備事業で、8社による指名競争入札の結果、村本建設株式会社が1億9,005万円で落札いたしました。よって、契約金1億9,005万円で村本建設株式会社奈良本店取締役本店長板谷俊和氏と契約を締結するため議決を求めるものであると。穴虫からあしびハイツ方面へ388.7メートルを推進工法により実施するもので、工期は平成11年3月26日までとの説明がありました。委員から、分離発注について工事完成後の普及率は幾らであるかと質され、理事者から、立て坑は発進位置ですので一括発注しましたとの答弁があり、この工事により1.9%増の普及率が見込めるとの答弁がございました。また、委員から、大きな開発以外の普及率について質され、理事者から13%であるとの答弁があり、委員から、13%のうちつながれているのはどれぐらいかと質され、61%であるとの答弁がございました。質疑を打ち切り、反対、賛成の討論を受け、採決に入り、賛成多数で議第45号については当委員会として可決いたしました。 続きまして、議第46号、議第47号香芝市道路線の認定及び廃止についてを一括議題とし、理事者から説明を受けました。理事者から、整理番号1番の4の40号でございますが、現在有効幅員1.2メートルから2.7メートル、延長179.1メートルで認定しておるが、この道路の途中より都市計画道路が築造されたことに伴い、有効幅員1.2から4.9メートル、延長124メートルに短縮するものであると。整理番号2番4の115号及び整理番号4番5の59号は都市計画道路、二上駅前線、畑・分川線として築造されたもので、今般認定をお願いしておると。また、整理番号3番4の116号は都市計画道路に伴う周辺整備のために築造されたものであると。整理番号5番5の60においては、現在水道局の進入路となっており、建設当時に地元関係権利者との交渉で、将来自己住宅を建築する場合に認定道路とする旨の約束をされており、また、香芝市道路認定基準に基づき認定をお願いするものでございますと。整理番号7番7号128号、整理番号30番10の192号、整理番号31番10の193号、同じく32番の11の106号、同じく33番の11の125は都市計画法による開発道路でございますとの説明がございました。また、整理番号6番6の59は建築基準法による位置指定道路として築造されたものであるとの説明がありました。この中で整理番号32番11の106号につきましては、現在有効幅員4.2メートル、延長22.4メートルで既に認定はしておりますが、都市計画法による開発道路が築造されたのに伴い、27.1メートルを加え、延長49.5メートルで認定をお願いするものであるとの説明がございました。整理番号8番8の138号から整理番号28番10の190号までは五位堂駅前北土地区画整理事業による築造された道路であるとの説明があり、この中で整理番号8番8の138号は現在延長815メートルで認定はしておりますが、区画整理事業道路が築造されたことに伴い、新たに580.1メートルを加え、延長1,395.1メートルで認定をお願いしたいという説明がございました。同様に整理番号9番8の188号、整理番号10番の8の229号についても延長の追加ということで説明がございました。整理番号29番10の191号は都市計画道路、香芝南回り線として築造されたもので、幅員29.4から60.8メートル、延長48.4メートルでございます。 続きまして、47号の廃止についての説明を受けました。まず、整理番号1番の4の40、先ほどの認定の説明に触れておりますが、都市計画道路築造による終点の変更による現在の有効幅員1.2から2.7メートル、延長179.1メートルを廃止するものであるということの説明がございました。また、整理番号2番の8の138号から整理番号8番の10から12号は、五位堂駅前北土地区画整理事業による道路築造により、従前にあった市道を廃止するものであるとの説明がありました。整理番号9番の11号の106号は、先ほど認定の説明にもありましたが、開発道路築造による終点の変更による現在の幅員4.2メートル、延長22.4メートルを廃止するものとの説明があり、委員から、道路認定の5番の5の60号について、水道局の土地であれば市が買い取るべきではないか、また当時水道局をつくるときに迂回道路として口約束でつくったということであると聞くが、おかしいのではないかと質され、理事者から、市道認定するには基準があり、現状が道路である場合は寄附でいただくことになっております。また、2点目水道局建設の進入路として建設し、平成4年に建物をつくる場合、市道認定するかどうかとの協議がありました。また、市道認定するという証明願が出ており、文書も交わされております。また、委員から、水道局専有道路の途中で門ができ行きどまりとなり、非常に危険であり、また、口約束を文書化することも財産上の管理の問題があると質され、理事者から、平成4年に証明書願が出まして、9月議会に提案しましたが、当時土地台帳の整備不十分ということで保留になっておりましたと、今般土地台帳の整備や測量分筆等の事務作業を進めてまいりました、行きどまりの道につきましても道路認定に適合するような道路となっており、過去の歴史から用地協力をいただき、あわせて証明願に同意し、確約書を提出し、証明書を発行しながら現時点でこれを認めるわけにいかないということは、行政責任が追及される結果になるという答弁がございました。また、委員から、開発道路なら三十数メートルおきに回転広場が要るわけであるが、この道路は107メートルで3カ所ぐらい必要ではあるのではないかと質され、理事者から、この道路は開発道路ではないとの答弁がありました。また、委員から、口約束等について理事者の今後の考えを質され、民間では口頭約束の中で民法上話を進めている場合がありますが、公共の場合は口約束は慎むべきことだと認識しております、特に最近はいろんな権利関係が発生し、多くの問題が出ますので、今後その方針はありませんとの答弁がございました。質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受け、採決に入り、賛成多数と認め、議第46号について当委員会として認定いたしました。 続きまして、議第47号について反対、賛成討論を受け、採決に入り、賛成多数で議第47号については当委員会として認定をいたしました。 続いて、認第4号平成9年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、理事者から説明を受けました。委員から、政府債や縁故債の借りかえについて質され、政府資金の借りかえは認められていないし、縁故債については予定がないとの答弁がありました。また、委員から、香芝市全体の下水道を引いた地図を広報等で知らせる考えはあるのかと質され、理事者から、供用開始ができる区域とできない区域があり、供用開始区域は毎年広報で公告をしているとの答弁がございました。続いて、委員から、公債費や繰上償還について質され、理事者から、下水道も一般会計も同じであるが、政府債、または企業債についても7%以上のものが全国の自治体ではかなりあり、自治省から大蔵省に対して借りかえや繰上償還の折衝に入っているようであり、これには大きな期待をしており、奈良県市長会としても決議し、大蔵省について強く折衝していきたいとの答弁がございました。質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受け、採決に入り、賛成多数と認め、当委員会として認定をいたしました。 続きまして、認第5号平成9年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、理事者から説明を受け、質疑をお受けいたしました。委員から、財産収入の保留地売却についての鑑定等について質され、大阪の谷澤鑑定事務所で落札状況と鑑定価格との比較は平均95.19%であるとの答弁がございました。質疑を打ち切り、当委員会として認第5号は簡易採決により認定いたしました。 以上で本会議で付託を受けました案件の審査は終了いたしました。また、当面する諸問題のうち土地区画整理事業区域内中学校建設及び親水公園についての調査が必要でありますので、議会閉会中の継続審査として調査を行うことを決定いたしました。 以上で建設経済委員会で審査した経過と結果について報告をさせていただきましたが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員の補足説明をお願いいたしまして終わっておきます。ありがとうございました。 ○議長(高谷廣君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議第41号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、議第41号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第43号について討論に入ります。 藤本議員。 ◆13番(藤本みや子君) まず、討論に入る前に今般発生した台風7号により香芝市内においても、先ほどの市長報告のように、少なくない被害が発生し、市民生活に大きな支障を来しています。香芝対策本部におかれましても被害発生後直ちに支援の対策本部を結成し、日夜分かたず復帰に努力されていることに敬意を表します。市民生活を一日も早く正常に回復していただくために関係機関と連携を保ちながら最大限努力していただくようよろしくお願い申し上げます。 それでは、議第43号大和都市計画道路3・3・1中和幹線(高山台)建設工事請負契約の締結について反対いたします。工事請負は指名競争入札で8社の指名で淺沼組に3億1,500万円、95.9%で1,540メートルの工事で落札いたしました。工事請負を指名競争ですることは1回の入札で各社の差も少なく、談合のおそれも出てきます。国、県でも言われるように、工事の請負契約を条件つきの競争入札にもすべきでございます。入札価格の上限は決めておりますけれども、下限は決めておりません。問題工事のおそれも今後それも出てきます。都市計画道路は本来国や県の負担ですべきでございます。この道路は高山台の大型開発内の道路で、大型開発道路では工事請負もゼネコン中心の工事でございます。大型開発、その道路はゼネコン奉仕に至れり尽くせりの予算の使い方でございます。よりまして、議第43号大和都市計画道路3・3・1中和幹線(高山台)建設工事請負契約の締結について反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論をお受けいたします。 縄田議員、賛成討論。 ◆2番(縄田佳孝君) おはようございます。 議第43号大和都市計画道路3・3・1中和幹線(高山台)建設工事請負契約について賛成の立場から討論をいたします。中和幹線は香芝市及び奈良県の道路網の骨格をつくり、中和幹線、奈良中和地方拠点都市地域の東西軸となる重要路線であります。中和幹線の早期完成につきましては香芝市のみならず、奈良県として一日も早く供用開始を望むところであります。この建設工事請負契約の業者につきましても、業者選定委員会による厳格な業者選定により指名競争入札が行われました。入札につきましても公正かつ厳重に行われ、何ら問題なく妥当であります。この議決により中和幹線が一日も早く開通することを望んでいるわけであります。よりまして、議第43号大和都市計画道路3・3・1中和幹線(高山台)建設工事請負契約の締結につきまして賛成討論といたします。私の賛成討論にどうか議員諸公の賛同をよろしくお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、議第43号については原案どおり可決いたします。 続きまして、議第44号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 藤本議員、反対討論。 ◆13番(藤本みや子君) 議第44号公共下水道管渠築造工事(第323号工事)請負契約の締結について反対いたします。下水道事業は急がなければならないことでございますけれど、工事請負契約指名競争入札に奥村組に95.8%、3億1,500万円で契約されました。延長距離は290メートルでございます。これも大手ゼネコンが引き受けております。市内業者もできるようにするべきでございます。工事請負を指名競争入札ですることは談合のおそれも出てきます。工事の請負契約を条件つきの競争入札にするべきでございます。入札価格の下限も決めるべきでございます。問題の工事も今後出てくるおそれもございます。よりまして、議第44号公共下水道管渠築造工事(第323号工事)請負契約の締結に反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 討論をお受けいたします。 賛成討論をお受けいたします。 縄田議員。 ◆2番(縄田佳孝君) 議第44号公共下水道管渠築造工事(第323号工事)請負契約の締結につきまして賛成の立場から討論をいたします。この工事請負契約は五位堂鎌田地区の公共下水道を整備する中で重要な五位堂第1汚水幹線の管渠築造工事であります。公共下水道市内全域に一日も早く整備されるためには早急にこの工事は行うべきであり、業者の選定につきましては、香芝市建設工事請負業者選定要綱により施工方法等を勘案の上、大手業者8社を指名されております。また、入札につきましても指名競争入札により適正に行われております。よって、議第44号公共下水道管渠築造工事(第323号工事)請負契約の締結に賛成いたします。議員諸公の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) ありがとうございます。 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、議第44号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第45号について討論に入ります。 藤本議員、反対討論。 ◆13番(藤本みや子君) 議第45号公共下水道管渠築造工事(第415号工事)請負契約の締結に反対いたします。公共下水道事業は急がなければならないことでございますけれど、工事請負を指名競争入札8社で村本建設に97.6%、1億9,000万円の請負契約で締結しております。工事延長は388メートルでございます。入札価格の下限も決めておりません。今後下限を決めることも大切でございます。工事請負を指名競争入札ですることは談合のおそれもございます。工事の請負契約を条件つきの入札に行い、また、分割発注等も行い、市内業者の育成を図り、不況対策をするべきでございます。よりまして、議第45号公共下水道管渠築造工事(第415号工事)請負契約の締結に反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 討論をお受けいたします。 賛成討論をお受けいたします。 縄田議員。 ◆2番(縄田佳孝君) 議第45号公共下水道管渠築造工事(第415号工事)請負契約の締結につきまして賛成の立場から討論をいたします。この工事請負契約は香芝第1汚水幹線の延長工事をあしびハイツまで整備する管渠築造工事であります。公共下水道市内全域に一日も早く整備されるためには早急にこの工事は行うべきであります。業者の選定につきましては、香芝市建設工事請負業者選定要項により施工方法等を勘案の上、大手業者8社を指名されております。また、入札につきましても指名競争入札により適正に行われております。よって、議第45号公共下水道管渠築造工事(第415号工事)請負契約の締結に賛成いたします。議員諸公の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、議第45号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第46号について討論に入ります。 藤本議員、反対討論。 ◆13番(藤本みや子君) 議第46号香芝市道路線の認定について反対いたします。5番目の道路は水道局の土地でございます。香芝市に寄附するのは問題であるし、この寄附することによりまして水道会計にも影響すると思われます。また、水道局の進入路の途中まで香芝市道路にするのは、住宅開発されやすく、道路安全上の問題も大きいものでございます。水道局の迂回道路に使ったからと以前の口約束で開発のために道路認定するのは問題でございます。また、6番、7番、32番、33番の道路は行きどまりで危険でございます。道路安全上問題がございます。よりまして、議第46号香芝市道路線の認定について反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論を省略いたします。 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、議第46号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第47号について討論に入ります。 藤本議員、反対討論。 ◆13番(藤本みや子君) 議第47号香芝市道路線の廃止について反対いたします。9番目の道路については、延長するのであれば通り抜けできるように安全な道路にすべきでございます。46号に述べましたようによりまして、議第47号香芝市道路線の廃止について反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論を省略いたします。 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、議第47号については原案どおり可決いたします。 続いて、認第4号について討論に入ります。 藤本議員、反対討論。 ◆13番(藤本みや子君) 認第4号平成9年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について反対いたします。公共下水道事業は急がなければならないものでございますけれども、平成9年度は消費税が3%から5%に値上げされ、下水道使用料1億6,572万円に3%、約500万円の消費税から5%になりまして約800万円と、300万円もの市民の消費税の負担がかかっております。平成9年から5%になったけれども、もとに戻すか上乗せを市としても取りやめさせるべきでございます。公共下水道事業15億円のうち10億円で4.5キロメートルと全体69.6キロメートルと普及率30.8%となっております。この中で白鳳台や真美ヶ丘、西真美等の開発地域は17%の普及率ですが、それ以外は13%で、また各家庭の水洗化もまだ不十分でございます。開発地域中心だけではなく、開発地域外にも普及できるように努力すべきでございます。また、入札も公共下水道大手ゼネコンに多く仕事を渡しております。市内業者にもできるように尽くすべきでございます。地方債も公債の利子も元金より3倍近く高くなっております。地方債も今では下水道に地方債累積で65億円に達しております。一日も早く安い利子に切りかえ、地方債の負担をなくすべきでございます。また、工事請負契約指名競争入札等ですることは談合のおそれもございますし、工事の請負契約を条件つきの一般競争入札にすべきでございます。よりまして、認第4号平成9年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論を省略いたします。 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、認第4号については原案どおり認定いたします。続いて、お諮りいたします。 認第5号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、認第5号については原案どおり承認いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 総務文教委員長報告 ○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、総務文教委員会に付託をしました議第36号、議第37号、議第40号、認第6号、意見書第4号を議題とし、総務文教委員長から報告願います。 総務文教委員長。 ◆総務文教委員長(中川廣美君) 付託を受けました総務文教委員会委員長報告をさせていただきます。 去る9月7日の本会議において総務文教委員会に付託を受けました議第36号、議第37号、議第40号、認第6号、意見書第4号について、9月16日に全委員出席のもと当委員会を開催いたしましたので、その審査の経過及び結果について当委員会を代表して報告申し上げます。 まず、議第36号財産の取得についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、土地の引き渡し時期をいつと考えているのかと質され、理事者から、学校用地北側の高・小森線の供用が10月中旬に開始されるに伴い、11月上旬から学校用地の北側部分の埋立工事に入り、整地や盛り土が完了後、2月末日をもって土地の引き渡しを受けるとの答弁に対し、委員から、し尿処理の中継基地が移転しない場合でも購入するのか、また契約書の第6条の適用を行うのかどうか質され、理事者から、学校建設に支障のないよう早期に移転するため、組合と業者において交渉中である、現時点では解決しておらず、環境上問題があるが、し尿処理の中継基地は学校用地にかからないので、このまま売買契約を行って学校建設に入りたいとの答弁がありました。委員から、工事中の通学路の安全確保について、またモーテル街も考慮した中で開校後の通学路について質され、理事者から、工事中の安全面については事業者と工事関係者と十分協議して、安全に安全を期したい。また、開校後の通学路は現在の香芝中学校への通学路を使って、安全で最短距離を決めていきたいとの答弁がありました。委員から、買収単価について、また財源内容について質され、理事者から、買収単価は平米当たり13万6,500円、坪単価は45万円である、また財源内訳については国庫補助金で5億8,407万7,000円、地方債で27億4,810万円、一般財源で6,782万3,000円であり、地方債では95%の充当率で国庫補助金を引いた残金の5%が一般財源であるとの答弁に対し、委員から、教育施設を建設する場合の用地購入に対する補助については従来はどうであったのか質され、理事者から、通常の新設学校開校の場合は起債だけが認められており、総額に対する90%が起債で、残り10%は一般財源であるとの答弁がありました。委員から、し尿処理の中継基地の土地はだれの所有かと質され、理事者から、現在の中継基地は児童公園用地であり、最終的には公園をつくって、公園として市が引き取る用地であり、業者の用地ではないとの答弁に対し、委員から、区画整理事業が借地権を認めると事業が進まないので毅然としてもらいたい。人の土地で自分の行為を行うのは一時的なものであり、自動的に解消されるものと考えて交渉すべきだとの意見がありました。委員から、第3条の内金の財源について質され、理事者から、財源は一時借入金で対応したい、なお利率は現在政府資金が1.7%に対し、一時借入金は1.425%であるとの答弁がありました。委員からこの場所を決定した経緯について、また今後モーテル街の近くを通学することで犯罪に巻き込まれる可能性があるが、これについての考え方を質され、香芝北中学校の建設は長年の懸案であり、このチャンスにこの土地に建設を進めたい。登下校の通学路については開校後、責任を持って子供たちの安全を図るように努めたいとの答弁がありました。以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第36号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 続いて、議第37号香芝市立学校条例の一部を改正することについてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、過去には開校前に設置条例が出されていたが、今後はこのような時期に行うのかと質され、理事者から、昭和59年度から国庫補助事業の事業認定申請時に新設予定校の開設日を条例で定めるという通達があり、そのほか通学路区域の変更を定めた規則、告示等を申請時に添付することになっているため、今回このような形で行ったとの答弁がありました。以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第37号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 続いて、議第40号平成10年度香芝市一般会計補正予算(第1号)についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、土木費の今池流域貯留浸透事業詳細設計委託料500万円とその工事費1億4,000万円が同時に計上されてることについて質され、理事者から、設計委託料は当初予算で1,200万円を計上しており、現在は詳細設計も作成中で、その不足分を補正する。工事は詳細設計の完成後に取りかかりたいとの答弁がありました。委員から、今後の公園整備には釣り場の設置要望など、多くの人の意見を聞いて取り入れる考えがあるのかと質され、理事者から、権利関係者等から意見を聞き、いろんな角度から検討したいとの答弁がありました。今回の事業によって今池の面積は小さくなるが、治水については大丈夫なのかと質され、理事者から、この事業は流域を考え、10分の1の確率、10年に1度、時間当たり70ミリの大雨を予想して改修事業が行われており、今後利水に必要な水量2万トンを確保した上、大雨時には1万トンの治水容量を確保してるとの答弁がありました。委員から、今池の管理はどこが行っているのか、また公園整備後の管理について質され、理事者から、現在は今池水利組合が維持管理をしている、治水事業や公園事業が完成した時点では治水と公園に関する管理は市が行い、利水等に必要な樋門等の管理は従前どおり水利組合が行うとの答弁に対し、委員から、今池について財産区財産との関係を質され、理事者から、今池は地元の財産という考え方で今池を利用、使用するためこの事業を進める。土地の使用料については来年度予算で計上する方向で検討しているとの答弁がありました。委員から、各地域からこのような公園をつくってほしいという要望が出た場合、市の対応について質され、理事者から、広く整備することで周辺住民が活用する近隣公園的な要素を大前提に、将来は中学校区に1つはこのような公園を整備するとの答弁がありました。委員から今池親水公園の治安について質され、理事者から、夜間の照明や時間制限も考えた中で警察にも治安維持のための依頼など、安全に利用できる方法を考えたいとの答弁がありました。委員から、市税の調定額について質され、理事者から、現在の市税の現年度分の調定額は約74億円である、なお、今回の特別減税により1億7,900万円の減税額を行ったが、その分を現在補てん債で補っているとの答弁がありました。委員から、現在繰越金はどれくらいまで取り崩しているのかと質され、理事者から、平成9年度の繰越金1億7,801万円から平成10年度当初予算で計上した5,000万円を差し引いた1億2,801万円が残っており、その中から今回の補正財源724万6,000円を差し引き、現在の残額は1億2,076万4,000円であるとの答弁がありました。委員から、文化財発掘調査委託料について委託業者や契約方法を質され、理事者から、文化財発掘調査について関西でほとんど神戸の安西工業が委託受注を受けている。また文化財の発掘調査は専門的な業者でないとできないと考えており、その業者が少ないので競争入札に向かず、随意契約をしているとの答弁がありました。委員から、発掘の作業員をシルバー人材センターなどで養成できないのかと質され、理事者から、発掘作業員は博物館で登録制をとり、養成しており、その登録については広報等で周知を図っている、また作業内容は市内135カ所の埋蔵文化財所在地にかかわって発掘ができる場合、博物館の学芸員の監督指導のもと小規模な部分の作業を行っているとの答弁がありました。委員から、個人消費を引き上げる景気対策について質され、理事者から、住宅購入時の政策的な対策のほか、個人市民税並びに所得税の減税が間接的に個人消費につながるものであるとの答弁がありました。委員から、家庭に対するカウンセラーの対応について、また専門医や児童相談所などのカウンセリングの関係について質され、理事者から、保護者に対する相談は平成9年度香芝中学では71名、全体の36%で、香芝東中学では49名、全体の28%である、児童・生徒、保護者、教員、その他親戚も含めて相談を対象にしている。また、児童相談所のカウンセリングは暴力行為につながる校内暴力や家庭内暴力、あるいは非行等の相談内容が主であり、学校でのカウンセリングはいじめ、不登校の原因究明、対応の仕方、指導者に対する児童・生徒への対応の仕方の相談が主であるとの答弁に対し、委員から、学校教育での体罰、心の暴力に対する現状把握について質され、香芝市内では絶対ないと思うが、クラブ活動中での先生の厳しい言葉や指導態度が言葉の体罰などと受けとめられていることもあるので、10月から学校訪問ではそれらを含めて一層指導したいとの答弁がありました。以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第40号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 続きまして、認第6号平成9年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、公有財産購入費の中和幹線街路用地買収についてどの区間を購入したのか、また買収単価は幾らかを質され、理事者から、北今市五丁目504番地の13、ほか34筆で面積は5,662.98平米、平均単価は都市開発資金の利息を含んで坪当たり63万2,000円、土地だけの買収単価は60万6,000円であるとの答弁がありました。以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、認第6号については当委員会として簡易採決で認定いたしました。 続きまして、意見書第4号教育予算拡充に関する意見書(案)を議題として、提出者から説明を受けた後、委員から、奈良県内の教職員数と児童・生徒数について、25歳から35歳までの先生と、45歳以上の先生の割合について、また県内の1クラスの平均生徒数について質され、提出議員から、平成10年4月現在、中学校の生徒数が4万7,304人に対し、教職員が4,779人、小学校の児童数が8万7,507人に対し、教職員数が2,909人である。また中学校における35歳までの教員の割合が30%、45歳以上の教員の割合が36%であり、小学校では35歳までは22.7%、45歳以上が27.3%である。また、1クラス平均生徒数は中学校では30.1人、小学校では24.8人であるとの答弁がありました。委員から、第6次教員定数改善計画について質され、提出議員から、教育方針、教育施設に見合う教職員数の確保と維持を目的に文部省で策定された計画で、第6次は当初平成5年から平成10年までの6年間計画で発表されたが、財政構造改革の推進に関する特別法令の施行により2年間が延長され、平成12年までこの計画で進んでいる。具体的な内容は最近の児童・生徒に関する新たな問題発生に対応して、個別指導を重点的な方針に挙げており、グループ教育、いわゆるチームティーチングに見合う教職員の定数増が重点課題としてこの計画に盛り込まれているとの答弁がありました。委員から、先生の数をふやすこともよいが、先生の資質、能力アップについて考えを質され、提出議員から、先生の数をふやすだけでなく、教職員の資質、教育者としての資質の向上も重点的な課題として取り上げていかなければならない。定数改善計画の中でも教職員の研修についても提言されているとの答弁がありました。委員から、少子化に伴い教職員数を減少できないのなら、1クラスの生徒数を減数しなければならないのではないか、また1クラスの適正な生徒数は何人かと質され、提出議員から、生徒数が減少すると教職員が余るので、人員削減するのが常識的な流れであるが、現時点での教職員数を維持し、拡充していくというのが意見書の内容である、これは最近児童・生徒の問題が続発しており、それらに教職員を専門的に配置を行うことという意図である、また適正な1クラス当たりの生徒数については全国平均が27人であり、約30名が教員1人の目の届く適正な範囲という意見が多数であるが、適当ということについては1クラス当たりの人数以外にも適正の尺度があり、教育条件等を総合的に評価して、適正であるかどうかを決めるべきであるとの答弁がありました。以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、意見書第4号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 以上で当委員会に付託を受けました案件の審査の経過と結果について報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属各委員の補足説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(高谷廣君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑打ち切ります。 お諮りいたします。 議第36号については委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、議第36号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第37号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、議第37号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第40号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議あり」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 反対討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 藤本議員、反対討論。 ◆13番(藤本みや子君) 議第40号平成10年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について反対いたします。減税1億7,900万円やスクールカウンセラー200万円については少ないけれども評価できますが、今後長期的な減税対策を行い、低所得者に対しての優遇、減税も行うべきでございます。スクールカウンセラーについてもパートではなく常時の職員にすべきでございます。また、都市計画費3億2,500万円と、景気対策として補正予算されておりますけれども、高山台の開発のための都市計画道路中和幹線や街路事業でございます。大手ゼネコンの仕事をふやすための景気対策でございます。また、中和幹線をつくるために埋蔵文化財がそこにあるから発掘調査であり、保存するための調査ではなく崩すための調査でもございます。保存も考えるべきでございます。また、河川維持費1億8,000万円が今池貯留浸透事業1億4,000万円として委託費の測量設計500万円、詳細設計500万円、使われております。また工事費3,000万円等補正されておりますが、これは実際は親水事業とは言いましても親水公園をつくるものでございます。これによりまして池も小さくなってまいります。水害に対して10年確率の水害の対策でございますけれども、大和川水系は50年確率が必要であると言われております。今葛下川の水害が頻発してる中で池を縮小することも好ましくないものでございます。補正を見直し、台風7号対策にも補正をまた今後再度行いまして、台風7号対策等に当たるべきでございます。よって、議第40号平成10年度香芝市一般会計補正予算について反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論をお受けいたします。 長谷川議員、賛成討論。 ◆9番(長谷川翠君) 失礼をいたします。議第40号に対しまして賛成の立場から討論をいたします。 今回の補正は個人市民税の特別減税並びに補助事業枠の拡大など、国の総合経済対策に基づいて行われたものでございます。その内容といたしましては、香芝市の課題でございます都市基盤整備の推進に対する補正のほか、子供の健全育成という観点から、スクールカウンセラーに対する活動費を補正されるなど、現在の社会問題に対しまして積極的に対処されていることについて、大いに評価できるものと思っております。また、これらの事業を早急に進めていただく必要があるかとも思います。よって、議第40号平成10年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について賛成いたします。議員諸公の皆様のご賛同をどうぞよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、議第40号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 認第6号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、認第6号については原案どおり認定いたします。 続いて、お諮りいたします。 意見書第4号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、意見書第4号については原案どおり可決いたします。 昼食のため暫時休憩いたします。              午後0時37分 休憩              午後2時22分 再開 ○議長(高谷廣君) 休憩を閉じて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 民生水道委員長報告 ○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、民生水道委員会に付託しました審議をお願いしております議第38号、議第39号、議第42号、認第2号、認第3号、認第7号、意見書第2号、意見書第3号について議題として民生水道委員長から報告願います。 角田委員長。 ◆民生水道委員長(角田博文君) 議長のお許しをいただきましたので、民生水道委員会の審査の経過と内容について委員会を代表して報告させていただきます。 去る9月7日定例議会において付託を受けました議第38号、議第39号、議第42号、認第2号、認第3号、認第7号、意見書第2号、意見書第3号について、9月17日に全委員出席のもと当委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について当委員会を代表して報告を申し上げます。 まず、議第38号を議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、厚生課、福祉課、社会福祉協議会等の関係事務の総合福祉センターへの移行に伴う窓口事務等の対応について質され、理事者から、医療関係については保険年金課に移り、今まで同様の窓口事務を行う。福祉関係は総合福祉センターにすべて集まり、1カ所で窓口事務に対処でき、行政と民間が連携を深めることにより、市民サービスの向上につながると思う。さらに、具体的には事務移行の案内は窓口で対応し、10月5日から市役所と総合福祉センターを結ぶ公共バスを運行するとの答弁がございました。 委員から、公共バスの市役所と総合福祉センターの間の本数はどれぐらいかということでありましたが、理事者から、公共バスは東西南北4ルートとJR、近鉄下田両駅からのシャトルがあり、バスの前面には行き先の表示をする。さらに、便数は市役所から総合福祉センターへは28便、総合福祉センターから市役所へは29便であるとの答弁がございました。 さらに、委員から、高齢者の方にわかりやすい停留所の設置について質され、理事者から、通常の路線バスのような停留所の看板を設置し、全戸にパンフレットを配布するとの答弁がございました。さらに、各課の移動の周知を市民にどのようにするのか質され、理事者から、9月の広報にチラシの折り込みをしPRをしていくということでありました。 さらに、国道165号線からの進入路の進入レーンや信号機の設置について質され、理事者から、10月1日のオープン式典にあわせて市道部分の拡幅整備を済ませ、その後に引き続いて国道部分の工事に入り、右折レーン及び信号機の設置も含めて、平成11年2月の竣工の予定であるということでありました。 さらに、事務移行に伴う職員の配置について質され、理事者から、厚生課の医療関係の担当職員は保険年金課に配属し、増員になるとの答弁がございました。さらに、体の不自由な方の対応はどのようにするのかということでございましたが、理事者から、機能訓練事業などでは車いす対応のワゴン車での送迎を考えているとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切りお諮りしたところ、議第38号については当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 続きまして、議第39号を議題とし、理事者の説明を求めました。委員から、老人福祉センターの建物を残し再利用をするのか、壊すのかと質され、理事者から、建築後21年で耐用年数はまだ残しており、また国、県の補助で建てているので残して利用したいとの答弁がございました。 さらに、委員から、総合福祉センターでは老人福祉センターの現行のサービス、プラスアルファがあるのかと質され、理事者から、総合福祉センターはいろいろな施設が整っているので、今まで以上に生きがい対策を進めていきたいとの答弁がございました。 さらに、総合福祉センターでの飲食の規制について質され、理事者から、総合福祉センターは1階が福祉事務所や市役所の行政機能が入り、2階から3階は子供から高齢者まで幅広い利用者があり、現在の老人福祉センターとは違う、基本的にはアルコール類は禁止である。しかしながら、老人クラブのクラブ活動の実態も踏まえて、活動の機能を低下させないように運営していきたいとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第39号については当委員会として簡易採決で可決をいしました。 続きまして、議第42号を議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、この補正予算は高山台の450戸分の給水引き込み工事のためかということで質されたわけでございますが、理事者から、そうであるとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第42号については当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 続きまして、認第2号を議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、収入未済額が約4億9,608万円とかなりな額が入っていないが、国保世帯と、そのうちの不払い世帯はどれくらいかということでありましたが、国保世帯は6,849世帯、分納世帯が約960世帯で、それを含めての不払い世帯は1,779世帯であると答弁がありました。 さらに、委員から、不払いの比率は非常に高いが、どのように思ってるか、質されたわけでございますが、この数字は以前からの累積であり、分析してみないとわからないとの答弁がございました。 さらに、国の制度の国民健康保険料が高いので払えない人がいるのではないか、一般会計からの繰り入れ等の努力をして国保料を下げていただけないかと質され、理事者から、国民健康保険料は定められた保険料率に基づき賦課しており、安易な減免等は不公平に当たる。そして、保険料の納付が困難な方には窓口での分納等の相談をしている。さらに、モデルケースで比較すると、香芝市の1世帯当たりの保険料は奈良県10市の中で8番目である、そして保険料は4方式で賦課しているが、今後においてはそれらも検討していきたいとの答弁がございました。 さらに、国民保険料の徴収に当たり保険年金課と収税課の横の連携を取って行ったらどうかということでありましたが、滞納者に対しては短期保険証の交付や夜間相談日を設け指導をしている。もちろん保険年金課と収税課はスクラムを組んで滞納の処理、収納に努力をしているとの答弁がございました。 さらに、決算収支で黒字が重なり、基金の取り崩しもなく、基金の額がある程度になれば将来的に割り戻しや、安くするという考えはないかということでありましたが、理事者から、現在の基金の額は2億5,700万円で香芝市の基金の適正規模は5億3,400万円であるので、その規模まではもっていきたい。さらに、現状を見た中で予防の方に力を入れた国民健康保険の運営をしていきたいとの答弁がございました。 委員から、不納欠損の計上について質されたわけでありますが、5年以上経過したものの中で内容を精査して、行方不明者や破産、倒産された方々の中から計上しているとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、認第2号については当委員会として認定をいたしました。 続きまして、認第3号を議題とし、理事者の説明を受けた後、質疑を打ち切り、お諮りしたところ、認第3号については当委員会として認定をいたしました。 続きまして、認第7号を議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、3条予算で黒字の純利益約2,970万円と当年度利益剰余金の約6億2,435万円となった理由について質され、3条予算の純利益約2,970万円はその他の営業収支の給水分担金が当初の予定より増額で黒字になった。さらに、当年度利益剰余金の約6億2,435万円は今まで積み立てたものがその額になってるとの答弁がございました。 委員から、公共料金に消費税を上乗せしているが、どのように考えているか。水道事業会計は地方企業会計法に基づき事務執行しており、独立採算制であり、水道料金に消費税を上乗せしなかった場合、二、三年後には財政が困窮することが予想されるので、消費税の上乗せは避けることはできないものと考えているとの答弁がございました。 さらに、委員から、未収金の6億3,788万円のうち、工事費未収金の4億6,800万円と、水道料金未収金の1億6,202万円の理由について質され、理事者から、工事関係未収金としては高山台関係で4億5,685万円、下水道工事関係で約1,064万円、下水道の徴収手当で751万円、これらは4月末までに全額入っている。さらに、水道料金未収金としては徴収未収金で約1億6,220万円、現年度の3月分の未収金は約1億1,657万円、過年度と現年度の3月分を除いた未収金は約4,554万円で、これが実質的な未収金であるとの答弁がございました。 委員から、販売単価は204円22銭で受水単価が145円であるが、今後の料金に大滝ダムは影響してくるのかということで、大滝ダムが完成すると県水も料金は改正されると思う。それに伴い香芝市も料金の改正を行いたい。さらに、利益剰余金があるので、当面の間は安定した営業はできるだけ抑えたい状態でいきたいとの答弁がございました。 委員から、水道工事について、平成9年度に随意契約から指名競争入札に変わったのはなぜかということで質されたわけでありますが、競争をしていただくということから踏み切ったとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、認第7号については当委員会として認定をいたしました。 続きまして、意見書第2号と意見書第3号について一括議題とし、提出者から提案理由の説明を受けた後、委員から、財源をどこに求められるのかということで質されたわけでありますが、提案者から、むだな公共事業を省いたり、軍事費の削減をすれば確保できるとの答弁がございました。 委員から、県知事への意見書の要望事項の一つの現物支給とし、窓口での手続を簡素化してくださいというのは香芝市独自の施策でできることなのか、それとも県がしていることなのかということで質されたわけでありますが、提案者からは、市独自ではできませんという答弁がございました。 さらに、委員から、直接請求と地方自治法第99条2号との違いについて質され、提案者から、各種団体や市民等が国会に向けて直接請求として請願書を提出しているが、その直接請求とあわせて議会の意見書を国に提出すればと思っているとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、意見書第2号については、当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 続きまして、お諮りしたところ、意見書第3号については当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 以上で当委員会に付託を受けました8案件についての審査の経過と結果について報告を終わりますが、私の報告漏れ等ございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願いをいたします。 なお、当委員会は当面する諸問題のうち、環境問題、ごみ処理問題について調査の必要がありますので、議会閉会中において継続して審査できるよう議決されんことを望みまして、報告を終わります。 ○議長(高谷廣君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議第38号について委員長報告どおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、議第38号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第39号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、議第39号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第42号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、議第42号については原案どおり可決いたします。 続いて、認第2号について討論に入ります。 芦高議員、反対討論。 ◆4番(芦高省五君) 認第2号平成9年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について反対の立場から討論を行います。 平成9年度の国保の収入済額は30億1,000万円、支出済額は27億5,000万円で差し引き2億5,000万円の実質黒字であります。これは市職員の努力などにより収納率、徴収率を上げる努力の結果であると考えるわけでありますが、国庫支出金を削減し、保険料負担の増大、さらには地方自治体の公費負担導入の拡大、法制化を図るのが政府の国民健康保険制度改革の最大の眼目であります。保険料率が総体的に高いというのが衆目の一致しているところであります。一般会計からの繰り入れが昨年比で1,300万円減額していますが、これは仕分けで減額となったということでありますが、減額するのでなく、やはり一般会計からの繰り入れをふやし、国保料を引き下げるために行政は大いに努力すべきであります。そしてまた、昨年9月からの医療費の引き上げにより受診抑制が起こるなど、市民にとって大変厳しい状況でもあります。やはり国保料率は引き下げるべきであります。したがいまして、認第2号平成9年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算に反対いたします。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論をお受けします。 吉川議員。 ◆6番(吉川政重君) 認第2号平成9年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について賛成の立場で討論をさせていただきます。 ただいま反対討論の理由といたしまして、今年度の決算相当な黒字がある、保険料率が相対的に高いと、引き下げるべきであると、それが反対討論の中心的な趣旨で述べられたわけでございます。なるほど単年度収支においては今年度約1億3,000万円の黒字となっているわけでございますが、この黒字の原因を見てみますと、まず加入者増に伴う分、それからこれは反対討論の中でも述べられましたが、理事者側の努力に伴う国あるいは県の支出金の増加が主な原因でございます。保険料率が相対的に高いおっしゃるわけでありますけれども、香芝市の保険料率、これは県内10市中8番目でございます。 また、政策的に保険料を一定下げてるという努力もなさてるわけでございます。したがいまして、相対的に高いというのも必ずしもそうとは言えないと考えるわけでございます。また、医療費の増加についても、当然今後高齢化社会の中で一定その増加はこれは避けられないということでございまして、それをもって直ちにこの決算に反対というのは、私どもとしては理解に苦しむところでございます。 以上が反対討論の内容に対する意見でございます。全般的に見まして国保財政というのはこれから大変厳しくなる中で、単年度の黒字をもって直ちに判断するのではなく、やはり過年度分の収支の均衡という形で考えていかなければならないわけであります。そういう意味で、この3月に新たに基金条例等を制定されて、その中でこの国保財政の運用をしていただいてるわけでございます。よって、本案について賛成をするものでございます。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) ありがとうございます。 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、認第2号については原案どおり認定いたします。 続いて、お諮りいたします。 認第3号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、認第3号については原案どおり認定いたします。 続いて、認第7号について討論に入ります。 芦高議員、反対討論。 ◆4番(芦高省五君) 認第7号平成9年度香芝市水道事業会計決算の認定について反対の立場から反対討論を行います。 3条の収益収支では、平成8年度は純損失、いわゆる赤字でありますが、これは383万1,000円でありましたが、今年度は2,970万4,000円の純利益が上がっており、これにより当年度未処分利益剰余金は6億2,435万9,000円となります。水道料金を引き下げてほしいという要求、要望も大変多く、6億円以上のお金があれば水道料金を引き下げることが十分できるわけであります。そしてまた、水道料金のような公共料金にいわゆる消費税を上乗せすべきではありません。そしてまた、4条の資本的収支についての水道工事は指名競争入札ではなく、条件つきの一般競争入札にすべきであります。したがいまして、認第7号平成9年度香芝市水道事業会計決算の認定に反対であります。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論をお受けします。 吉川議員。 ◆6番(吉川政重君) 認第7号平成9年度香芝市水道事業会計決算の認定について賛成の立場で討論させていただきます。 ただいま反対討論の中で、その趣旨として3点について述べられております。まず、3条予算、いわゆる6億円の剰余金が残っておると、これをもって水道料金の引き下げに充当すべきであるとの趣旨でございます。しかしながら、ご承知のとおり香芝市の水道は100%県から購入しているわけでございまして、県の価格にまさに100%香芝市の水道会計が影響を受けるわけであります。大滝ダムの建設に伴う今後県の水道料金が値上げが避けられない状況の中で、その時期にこの剰余金を使うべきでありまして、今直ちにそれをもって引き下げるということであれば、その時期に対応できなくなる危険性がございます。 それから、消費税を上乗せすることについて問題があるとの反対討論でございますが、消費税、その制度そのものの当否をもって会計処理上の当否を論じるのはまさに不毛の議論でございます。水道企業の会計の原則、それの根拠法では消費税を踏まえた会計処理が義務づけられているわけでございまして、消費税制度そのものの当否とはやはりこれはかけ離して考えなければなりません。そういう意味で、消費税を上乗せすることは不当であるとの議論は失当であると言わなければなりません。 それから、条件つき一般競争入札にすべきとの趣旨でございますが、この条件つき一般競争入札について、今確かに全国の一部の自治体では導入をされてるようでございますが、聞くところによりますと、非常に混乱をしている、この条件の中身が非常にあいまいであり、香芝市の現在の体制ではこの条件つき一般競争入札を導入することはかえって混乱を引き起こすと言わなければなりません。 以上、反対討論の趣旨について意見を述べさせていただきます。今年度の予算、水道決算を見させていただきますと、特に目を引くところが、いわゆる有収率が昨年に比べて0.8%上昇し94.6%と非常に高い水準を維持されているわけでございます。これはとりもなおさず漏水防止等に水道局が一丸となって努められた成果であり、そういう意味でこの決算については高く評価すべきであると、そういう意見で賛成討論とさせていただきます。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおりに決することの賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、認第7号については原案どおり認定いたします。 続いて、お諮りいたします。 意見書第2号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、意見書第2号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 意見書第3号について委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、意見書第3号については原案どおり可決いたします。 なお、民生水道委員長並びに建設経済委員長から所管調査事務の調査のため、議会閉会中に継続審査の申し出がありましたので、申し出どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) ご異議ないようでございますので、それぞれ閉会中の継続審査とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 決算特別委員長報告 ○議長(高谷廣君) 続いて、日程に従いまして、決算特別委員会に付託をし、ご審議を願っております認第1号を議題として決算特別委員長からご報告願います。 萬慶委員長。 ◆決算特別委員長(萬慶芳貞君) 議長のお許しを得ましたので、去る9月7日の本会議において決算特別委員会に付託を受けました認第1号平成9年度一般会計歳入歳出決算の認定について、9月9日と10日の2日間にわたって当委員会を開催いたしましたので、その審査の経過及び結果について当委員会を代表して報告申し上げます。 審査の順序といたしましては、総括説明を受けた後、総括質疑、続いて歳出、歳入の順序で審査を行いました。まず、理事者から総括説明を受けました。それによりますと、一般会計の歳入総額は201億9,321万2,553円で、歳出総額は195億9,660万3,594円であり、歳入歳出差し引き額は5億9,660万8,959円となり、翌年度への繰越財源2億3,859万9,000円を差し引いた実質収支は3億5,800万9,959円である。そのうち1億8,000万円を財政調整基金に繰り入れている。 次に、内容面では歳入決算は予算現額246億8,261万1,000円に対して収入済額が201億9,321万2,553円で繰越明許に伴う事業繰り越しのための44億8,939万8,447円の収入減となり、執行率は81.8%である。なお、調定額に対する収入率は94.6%である。 次に、歳出決算は予算現額246億8,261万1,000円に対して支出済額195億9,660万3,594円で、執行率は79.4%である。 次に、平成8年度と比較すると、歳入では14億9,584万2,289円の収入増となり、前年度対比8%の増となっている。歳出では15億7,924万6,429円の増で、前年度対比8.8%の支出増となっている。また、市債は前年度より9億240万円の増となり、地方債残高は253億5,330万4,000円であるが、このうち約150億9,250万円が交付税対象となっていると。また、起債制限比率は13.9%で前年度より0.6ポイント高くなっている。 以上の総括説明に対して、委員から、国庫支出金が前年度に比べ減少しているが、その理由について、また法人市民税の減額理由について質され、理事者から、国庫支出金の主な減額内容は平成8年度で尼寺・関屋線街路事業が終了したことによる減額である。また、法人市民税の減額については、平成8年度に一つの法人による法人税割が約7,000万円あったが、平成9年度にはなくなったためであるとの答弁がありました。 委員から、契約関係で市内の各指名業者へ県の経営審査の結果写しを提出するよう通知を出した件について質され、理事者から、通知を出したのは初めてであるが、情報公開も迫っており、建設業法の規定どおり、業者の義務として今後とも徹底していきたいとの答弁に対して、委員から、経営審査を受けるには手数料等の経費がかかる反面、土木や建築以外の業者は入札に参加する機会がほとんどなく、市内業者育成という観点から公平性に欠ける。今後は指名願を出し経営審査を毎年受けている業者には分離発注やJV方式等により公共工事に参加するなどの育成を図ることも考えなければならないのでないかと質され、理事者から、市の発注工事について、市内業者を優先するなど、市内業者の育成を行っており、今回電気工事の入札を市内業者において行うと。JV方式の活用については業者の経営力、施工能力を強化するというメリットもあるが、反面運用基準の策定、事務量の増大など、業者の組み合わせも問題がある等のデメリットもあり、今後は事業担当課と十分協議を重ねて業者選定委員会に提案した中でその方針を探っていきたい。分離発注については責任の範囲、責任のなすり合い、施工後の瑕疵責任、経費増大や工期の延長にもつながるなどのデメリットがあり、採用についてはより慎重に取り組みたい。分割発注については発注の条件が整えば、今後検討する方向で協議していきたいとの答弁に対し、委員から、具体的な事業発注は事業所管ごとに行われており、統一性が図られていないと見受けられる部門もあるので、趣旨の徹底を図ってもらうよう要望がありました。 委員から、昨年の決算特別委員会でプロジェクトチームをつくって収納率アップに努めるとの答弁があったが、その後の経過について質され、理事者から、平成9年10月以降に他市の納税対策協議会の設置状況の調査、構成メンバーなどの検討を重ね、平成10年3月2日に元収税課長経験者及び現在の関係部課長14名で滞納対策協議会を設置した。以後1回の幹部会議と2回の全体会議を開催して滞納の分析結果と不納欠損の処分のためのルールを検討したとの答弁に対して、委員から、具体的には徴収努力をどのように行ったのか、また滞納する法的な措置について質され、理事者から、催告書の発送について、平成8年度の年3回から平成9年度は4回、発送件数も3,417件から7,182件と2.1倍にふやした結果、分納誓約も平成8年度の433件から962件と2.2倍にもふえた。また、大口滞納対策として臨戸徴収の徴収強化月間を11月から5月末の出納閉鎖期間まで行うと。また、法的な措置については、納期を過ぎると督促状の送付、その後催告書を年4回送り、それで入らなければ夜間や休日にも納税相談を受け、次に臨戸徴収や実態調査の上、その次の段階を踏むとの答弁に対し、委員から、悪質滞納者に対する対応については、また平成10年度の収納率の数値目標を質され、理事者から、悪質な滞納者については法的な手段をとっていく。また、昨年度から差し押さえについてのノウハウを県税事務所から指導を得ており、今後は県税とも力を合わせて対応していきたいと、また平成9年度の数値を下らないことを努力目標とするとの答弁がありました。 委員から、不納欠損処理について質され、理事者から、不納欠損処理は5年をさかのぼって平成4年以前の分を処理している。香芝市では市税全体で1,700万円の不納欠損を計上しているが、他市の状況は奈良市で2億6,800万円、大和高田市で4,600万円、大和郡山市1,400万円、天理市7,700万円、橿原市6,700万円、桜井市7,000万円、五条市は590万円、御所市は2,500万円、生駒市1,800万円であるとの答弁に対し、委員から、悪質滞納者については毅然とした態度で臨むよう要請がありました。 以上で総括質疑を打ち切り、続いて歳出の審査に入りました。 款1議会費、款2総務費、款3民生費、款4衛生費について、委員から、企画費の新総合策定業務委託料で「かしばプラン2001年」について職員へのアンケートの調査の回収率並びにその結果を踏まえて、今後どのような総合計画を策定するのか質され、理事者から、アンケートは職員667名に対し506名の回収で回収率は75.86%である。また、所管だけではなく、総合的なまちづくりという観点で、それぞれの課題を絡ませて事業を行う視点が必要であり、全職員が香芝のまちづくりを考えていく必要がある。今後は職員や市民にわかりやすいという観点で配布方法も含めて議論を重ねていきたいとの答弁がありました。 委員から、賦課徴収費の納期前納付奨励金について、県内の市町村で廃止する動きはあるが、香芝市としての考えを質され、理事者から、県下の実情は全廃が1市、0.7%が香芝を含めて3市、0.6%が4市、0.5%が2市である。毎年率を減らしていく傾向ではあるが、香芝市は平成10年度から1%から0.7%に落としたばかりで、現在全廃については考えていない。今後は金利等の動向を見て妥当な線を検討したいとの答弁がありました。 委員から、財産管理費の積立金が前年度に比べて半減しているが、その減額理由は何か、またこの金額についての考えを質され、理事者から、現在の低金利によって積立金が若干減少している。また、公共設備整備基金の積立金は開発業者からの開発負担金等の減少により積立金が減少している。また、財政調整基金の残高が平成9年度末で3億8,165万2,000円、また平成9年度の剰余金を合わせても5億6,000万円であり、本市の予算規模200億円から考えると非常に不足していると考えられるとの答弁がありました。 続いて、款5農林商工費、款6土木費、款7消防費では、委員から、商工振興費の市特別小口融資利子補給金について、融資制度の利用状況について質され、理事者から、平成9年度の利用件数は運転資金が25件、設備資金が13件で、総額として1億4,460万円の融資利用があり、約1,500万円が残っているとの答弁がありました。 委員から、公園費のふれあい広場等の維持管理及び補修補助金142万6,000円の内訳について質され、理事者から、ふれあい広場の遊具並びに園内の施設等の修理として平野自治会に進入道路の舗装工事で20万円、下田自治会に遊具補修工事が5カ所で13万3,000円、高自治会には側溝並びに法面改良工事に対して26万円、東良福寺自治会には都市公園の給水施設整備工事で14万3,000円、また16自治会の23カ所の公園の清掃等に対する補助金として69万円であるとの答弁がありました。 委員から、災害対策費の備蓄倉庫設置工事費で緊急物資のこの備蓄倉庫に集中に保管するのか、また避難場所等への分散備蓄についての考えを質され、理事者から、備蓄倉庫には非常食、医薬品のほか、土のう袋やスコップ等の緊急資材を保管しているが、将来的には中学校単位の各地区ごとに備蓄したいとの答弁に対して、委員から、備蓄倉庫に何人分確保してるのか、また備蓄期限について質され、理事者から、平成7年度が乾パン360食、平成8年度は乾パン1,920食と、アルファ米2,800食を購入した。食糧の賞味期限など5年間あるので、今後は各自治会等に防災訓練を行った際などに試供品として配布して市民に親しんでもらいたいとの答弁がありました。 委員から、公園費の都市公園自治会等維持管理委託料約300万円の内容について質され、理事者から、19の自治会に対して48カ所の公園4万3,200平米への雑草処理等を委託しており、平米当たり80円で契約してるとの答弁がありました。 続いて、款8教育費、款9災害復旧費、款10公債費、款11諸支出金、款12予備費では、委員から、図書館や市役所でのコピーサービスについて、1枚当たり料金は幾らか質され、理事者から、何十年も前から1枚20円であるが、今後は見直しを検討したいとの答弁がありました。 委員から、図書の返却ボックスについて、香芝市では図書館にしか設置されていないが、他の市町村では公民館等に返却窓口がある。返却ボックスを図書館以外にも設置できないのか質され、理事者から、駅前等に設置している市もあり、市民の利便を考え設置の方向で検討したいとの答弁がありました。 委員から、スクールカウンセラーの配属状況について質され、理事者から、本年には香芝西中学校にも配属があり、香芝市の3中学校すべてに配属されたことになる。なお、本年から香芝中学校に心の教育相談員1名を配置も予定されているとの答弁がありました。 委員から、教育振興費で保健室登校も含め、いじめ問題や不登校について香芝市の現況を質され、理事者から、不登校の状況は平成8年度の87名、1.38%から、平成9年度の85名、1.34%と徐々に減少している。なお、不登校の原因は情緒障害混乱型と勉強に対する投げやりな態度、無気力で全体の80%を超えており、この内容を分析すると、家庭における幼児期からのしつけの問題、児童・生徒の多様な能力、適性に十分対応できていない、また学校に行かないことを悪いと感じない気風が子供に根づいているということが挙げられる。また、保健室登校については、香芝中学校で3名、職員室登校は小学校で1名あり、徐々に改善に向かっているとの答弁に対して、委員から、学校教育の中で体罰に似た心の傷を負うような教師の言動があり、それが家庭内暴力などに発展するケースがあると聞いているが、これに対する指導はどのようになっているのか質され、理事者は、体罰はもってのほかで、常々学校訪問等を通じてそのことのないよう指導を行っており、一方で、大学の心理学の先生を講師に招いたり、臨床心理士等による教職員への研修など、先生の資質向上を図っているが、10月から学校訪問の中でさらに具体的にそれらの問題について深く指導したいとの答弁があり、委員から、学校給食の事務が学校教育課に所管が変わったことについて質され、理事者から、学校給食は食事をするだけでなく、感謝や栄養の分析、食事のマナー、配膳の協力などの教育的な意味を含んでおり、教育や指導の位置づけが望ましいとして所管が変わったとの答弁がありました。 以上で歳出を打ち切り、続いて歳入の審査に入りました。 委員から、収入未済額の内訳について質され、理事者から、平成8年度までの収入未済額は市民税4億2,406万8,000円、固定資産税で3億7,726万7,000円、軽自動車税で346万7,000円である。また、平成9年度分で市民税で1億9,527万2,000円、固定資産税で1億2,930万9,000円で、軽自動車税で136万円で合計11億3,074万4,000円であると。また、50万円以上の大口滞納者が8億5,000万円で、そのうち52.4%の4億4,500万円が分納中である。また、分納以外の約4億円については、徹底した財務調査や差し押さえを含めて、収税課や滞納対策協議会で検討しながら取り組みたいとの答弁がありました。 委員から、本市たばこ税の市民1人当たりの税額について、また他市との比較について、またたばこ税の増収に対する考え方について質され、理事者から、本市1人当たりの税額は4,698円である。また、他市の状況では奈良市は4,897円、大和高田市は5,226円、大和郡山市は5,375円、天理市は5,887円、橿原市5,415円、桜井市は4,924円、五条市は5,135円、御所市は6,666円、生駒市は3,724円で県下では下から2番目である。また、たばこ税は非常に重要で有効な財源と認識しており、市としては補助として広報等で啓蒙を機会あるごとに行いたいとの答弁がありました。 委員から、土木費県補助金のふるさといきいき川づくりの事業補助金の内容について質され、理事者から、今池の水害防止のため特定保水事業として概略設計の補助申請に伴う事業費の2分の1の補助分であるとの答弁がありました。 委員から、市営住宅使用料約48万円の収入に対する維持費はどれぐらいかと質され、理事者から、市営住宅に対する経費は便所やとい、ひさし等の改装で61万6,000円ですとの答弁に対して、委員から、建て替えも含めて、今後の市営住宅についての考えを質され、理事者から、昨年の12月議会には料金の改正や建て替えを視野に入れた香芝市営住宅条例を制定しており、五ケ所、西真美の市営住宅の建て替えに全力を傾注するため早期に計画を立案して対処したいとの答弁に対し、委員から、具体的に年度を入れて計画を立てるよう要望がありました。 委員から、土木使用料の道路占用料に関西電力の電柱の占用料は入っているのか質され、理事者から、関西電力等の電柱の使用料も含まれており、電柱や支線等の2次占用も含めて9,672本あり、電柱1本当たりの使用料は1,500円であるとの答弁がありました。 委員から、総務使用料のレストラン使用料で現在文化センターのレストランが閉鎖になっており、利用者に不便を期しているが、これに対する具体的な考えを質され、理事者から、本年3月31日をもって前任の業者が撤退したが、総合福祉センターのオープンにあわせて、10月からそれぞれ施設にレストラン並びに食堂が運営される予定で、現在委託事務を進めているとの答弁がありました。 委員から、繰入金について当初予算額より2億7,000万円を減額しているが、その理由はと質され、理事者から、北中学校等の大きな事業が翌年度に繰り越したり、減額となったことにより、公共施設整備基金からの繰入金を大きく減額したとの答弁がありました。 以上ですべての質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けし、採決の結果、賛成多数で認第1号平成9年香芝市一般会計歳入歳出決算の認定については当委員会として認定することに決しました。 以上で特別委員会に付託を受けました案件の審査経過並びに結果についてご報告申し上げましたが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(高谷廣君) ただいま委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 認第1号について反対討論に入ります。 芦高議員。 ◆4番(芦高省五君) えらい大変失礼いたしました。認第1号平成9年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定に反対の討論を行わせていただきます。 歳入合計201億円、歳出合計195億円、約6億円の黒字、実質収支額3億5,000万円でありますが、歳出の構成比で、平成8年度より全体的にポイントが低下しているわけでありますが、土木費26.6%、民生費22.5%、教育費13.5%、農林商工費1.2%となっていますが、土木費が前年より3.5ポイント下がっていますが、土木費の中心は依然として中和幹線であり、旭ケ丘であり、高山台であります。都計道路も早急に完成させるべきでありますが、国道165号線、また168号線の渋滞を早急に解決すべく国、県に積極的に働きかけるべきであります。大企業の進出により中小業者はますます窮地に追いやられており、後継者が育たない状況であり、商工費は抜本的に増額すべきであります。全体的に委託料が多く、削るところは削るべきであります。しかし、行政サイドの努力により評価できる部分も多く見られるわけでありますが、むだを省いて市民が主人公、住民が主人公の行政をもっと進めるべきであります。そしてまた、徴収率を上げるためにも市民税、固定資産税は引き下げるべきであります。したがいまして、認第1号平成9年香芝市一般会計歳入歳出決算の認定に反対します。 ○議長(高谷廣君) 賛成討論をお受けいたします。 田中信好議員。 ◆17番(田中信好君) 認第1号平成9年度香芝市一般会計歳入歳出決算について賛成の立場から討論を行いたいと思います。 この決算の認定に当たりまして9日、10日、2日間、細かいところまで審査をいたしました。景気低迷が続く中、財政環境が非常に厳しいところでございますが、財源の確保に最大の努力をされ、また歳入においては前年度よりも8%の増となっております。また、歳出においても、先ほど反対討論がありましたように、土木費で非常にふえてるやないかというご指摘もあったわけでございますけども、昔からまちづくりは道づくりと、長年計画されておったそういった道路が、いよいよ国の補助金等も兼ね合わせていよいよ着手していると、こういうところでございます。そうした歳出においても事務的経費の節減を図る一方、投資的経費は16.5%増となっております。その中において市民の福祉向上のために総合福祉センターの建設、また市民が安心して暮らせるための備蓄倉庫の建設など、財政運営の効率化を注意しつつ執行されております。よって、この決算認定に当たりいささかの不明なところもございません。大いに評価されるところでございます。しかし、総括質疑の中で指摘されておりましたように、市税の収入において厳しい社会情勢が続いておりますけれども、今後一層の収税、収納努力をされることを望みまして私の賛成討論といたします。議員皆さん方のよろしくご賛同をお願いいたします。 終わります。ありがとうございました。 ○議長(高谷廣君) 討論を打ち切ります。 採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を願います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) ありがとうございます。 反対の方の挙手を願います。              〔反対者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 賛成多数と認め、認第1号について原案どおり認定をいたします。 以上で本定例会に付託を受けました案件の審議の全部が終了いたしました。              (「議長」との声あり) ○議長(高谷廣君) はい。 ◆20番(岸為治君) 緊急質問をしたいのでございますが、同意者が要りますので、諮っていただいて趣旨を述べたいと思いますが、よろしく議長の方で取り扱い願いたいと思います。 ○議長(高谷廣君) ただいま岸議員から緊急質問を許されたいとの動議が提出されました。内容等について簡単に説明をお願いします。 ◆20番(岸為治君) 実は22日、台風7号の本市奈良県を集中的に被害が出ました。そのときの災害においていろいろと幹部並びに対策本部を通じて、市職員の方々がご苦労いただいたということは非常にありがたいことだと思ってるんですが、しかしそれらについてもう少しいろいろなことでお尋ねしたいので、緊急質問の動議を出させていただいたわけでございます。よろしくお願いします。 ○議長(高谷廣君) 台風7号に対しまして開会前に市長から被害状況の説明がございました。              (20番岸 為治君「ちょっと休憩してください、そんなら」との声あり) 暫時休憩します。              午後3時30分 休憩              午後3時34分 再開 ○議長(高谷廣君) 再開いたします。 ただいまの岸議員からの提出されました動議について賛成の方の挙手を願いたいと思います。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高谷廣君) 所定の賛成者がございましたので、動議は成立いたします。 お諮りいたします。 この際、岸議員の緊急質問について動議を日程に追加し、発言を許すことにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(高谷廣君) 異議ないようでございますので、岸議員の緊急質問についての動議を日程に追加して発言を許すことに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加 緊急質問 ◆20番(岸為治君) 大変こういうことにつきましては、議長にも先に通達しておくことが正しいのでございますが、運営委員長にお話を申し上げまして、できれば一応休憩ということになるだろうと思っておりましたので、突然緊急質問ということになったわけでございまして、私は最終的に一応暫時休憩という時間に議長にこの点をお知らせしてと思っておったんですが、本日これにてということになりましたので、急遽緊急質問ということにさせていただいたわけでございます。 朝来、市長のあいさつの中にこの台風7号の被害あるいは状況、それらについてるる説明はあったということも聞いております。しかし、それらの中できのう9時ごろに、8時ごろですか、我々議会に対しまして親切に現在の香芝市の被害状況等についてはということでファクスを流していただいたと、私は記憶しとるんですが、私の帰りが遅うございまして、そのファクスに書いていただいたことにつきまして見てみますと、樹木の倒壊、あるいは電柱の倒れた数等が非常に私は異なっとったような気がするんです。私の見た範囲でも電柱が6本、7本倒れてあったにもかかわらず、そのファクスに書いてあって現在のただいまの被害状況はというのがちょっと違ったような気がするんです。 これらをいろいろ見まして、私は台風が終わって、終わっててまだ完全に終わってなかったけども、対策本部を設置して、いろいろ市長、議長はもう既に現場を視察に回ってられるということでしたが、たまたま市役所が電気が消えてあると、暗がりだと、これは何じゃと思って、消防署ははっきりと発電装置あるだろうということを言うたわけですが、じゃあ消防署から発電機もこれから持っていきます、持っていっとりますというようなことでしたけれども、こういう点について、もし、今台風ですね、これが地球の温暖化によって大変な災害が起きてくると、今まで予想しなかった集中的に、ほん何時間の間に40ミリ、50ミリというような水が出てくる。じゃあ浸水した。その地域はどこに水ついた場合は高いところへ避難してもらう、こういうような計画がこの間防災訓練をやってしていただいたんですけれども、こういう計画はできてあるのかどうか。あるいは発電装置があるのじゃないかどうか。台風は冬来ないということじゃないですけども、これもし冬に台風が来てあって、寒空に職員の方々が暖房なしにやっていくとなったら、これはまあ石油ストーブ等いろいろあると思いますけれども、やはり暑さにもたえる、寒さにもたえるというようなことが対策本部としてできてあるのかどうか。あるいは避難を指定する、この地区で水つきの場合は、水害のときはどの公民館に、あるいはどの小学校にというようなこと、あるいは先ほど来この平成9年度の決算認定に当たっても、それなりの非常食とか、いろいろ聞かせてもらいました。 しかし、余りにも地震、地震にとらわれ過ぎておるようなわけで、やはり台風ということもあり、水害ということもあり、どのような対策を、あるいはどのようなところまで計画できとる。非常食はあるということは聞きましたが、例えば他の市町村において、本市もあったようですけども、枚数も足らんということで、これ数に限りありますから、屋根が破れたときのテントといいますか、やはり一時しのぎのもの、これは他の市町村ではかなりな枚数を買って、そしてもう一度に被害のあったところに回しておるという話も聞いております。実態は見たことないですよ。本市も少々はそういうことをやられておるということを聞いておるんですが、これは7号に対することであり、先ほど言いましたように、被害の樹木の倒壊とか、あるいは家屋の倒壊とか、これらについて報告にいただいたものは少し私は見た目と実態はもっと大きかったんやないかなと、こう思うのです。これが1点。 それから、水害のときにはどこに避難をどの地区の方はしていただくんだということが、ある程度予定地を決めてあるのかどうか。高台が必要やと水つきやと、高いところやというたときに決められてあるのかどうか。あるいは地震だと、これはやはり公民館、あるいは一概に言えませんが、いわゆる鉄骨の家が強いということになれば、どこに、これは高いも低いもないと思うのですが、そこへやはり避難をしてもらうということを指定してるのかどうか。さらに、そこについてはいざというときにはいわゆる冷暖房というわけにもいきません。しかし、それなりのいわゆる早い話がランタンといいますか、そういうものでも明かりを求めるようなことでもしておかないかん。ましてや市長はこの庁舎の災害対策本部に電気が消えとるというようなことではいかんということで、早速自家発電装置をと言われておるわけでございますが、しかしそういうような指定をしたところがあれば、そういうことがいわゆる寒い、暑いということには多少は対応できるような指定とそういう施設ができてあるのかどうかお聞かせいただきたい、かように思います。よろしく。 ○議長(高谷廣君) ただいまの岸議員の質問に対しまして、辻本部長。 ◎企画調整部長(辻本勝茂君) ただいまのご質問でございますが、まず避難場所等々につきましてのお尋ねでございました。それにつきましては、市内各小・中学校、高校、また短期大学というような形で16カ所の避難場所を設けておりまして、その災害の都度にもしそういった場合は16カ所のうちで地域の状況を見ながら避難していただくと、このような形でしております。 また、そのファクス等の報告と現状ということでございますが、このときにつきましては、非常に私どもそういったことではいけませんねんけれども、その数値の伝達と申しますか、そのファクスの内容が私も数値の伝達というのがちょっと少し今現在不明でございまして、ファクスの内容がちょっとこう不明でございまして、申しわけなかったと思うわけでございます。 それと、自家発電の関係でございます。その自家発電の関係でございますが、もう仰せのとおりでございまして、市役所の中には自家発電がついてなかったという形でございまして、これは今後緊急に整備していかなければならないということでございます。 それから、各小学校の冷暖房と申しますか、それは各小学校の職員室には冷暖房ということもございますが、体育館等には冷暖房がないといったことも今後の緊急的な課題として、今後研究していきたいなと、このように思うわけでございます。 それと、シートの問題でございますが、一応私の方で事前に確保しておりましたけれども、その枚数も現在不足しておりまして、今現在確保しておりまして、枚数はその都度、希望のとおりに配布させていただいてるところでございます。 以上でございます。 ○議長(高谷廣君) 岸議員。
    ◆20番(岸為治君) 災害は忘れたころに来るといいまして、大体台風というものに対して8号が無事に過ぎたというとったら、後になって7号が来て、後からの7号がこれだけの猛威を振るったと。農産物等の被害も相当な被害が出とると思うのです。ただいま公室長が説明いただきましたが、16カ所指定しておると言われるけれども、これは台風のときなのか、あるいは水害のときなのか、あるいは地震のときなのかというようなことも分類をして私はやはりそれに対応できるような措置をとっておくべきじゃないかと。台風は比較的に暖かいときに来るということやから、暖を求めるということは余りないと思うのですが、もし地震とか、またさっき言いました、きのう淡路の活断層をある理由があって見させてもらいに行ってきておったわけです、災害の後でしたけども。実に水道が切れるとかいうことになると大変大ごとだなあと。電気が切れたといえどもまだ水道があるというのは楽だなと、ガスがない、水がない、電気がないって、これは全く関西・淡路大震災では経験されたわけでございますが。そうしたことを考えて、たまたま7号が過ぎた後の23日であったということで、私は帰ってきまして消防署へ連絡をしまして、被害状況等もある程度どうなのかという関係、私も知りたい、また職絡みもありますし、聞いたところのファクスが、樹木が香芝市全体で、一応定かでないですよ、対策本部のあれでは6本とか、電柱がこれも6本かというようなことで、何やこれはもうまだまだ中間報告やなというようなことで、私は8時半ごろです、帰ってから消防へ電話して聞いたら、そのあれが。 そういうことですので、十分やはり対応がし切れないような状態。話に聞きますと、もう私の村の周辺でもこの下田から王寺へ行くあの道中で電柱3本倒れて、あの奈良県道はもう全くだめで、鎌田ででも電柱が倒れとる。それから、うちの村の別所の向かいでも電柱が3本ほど倒れておる。私が目についたところでももう10本ほどあるのに、6本とかいうふうな話で、樹木が8本とか、そういうようなことですので、私は一生懸命にやってもらっておるけれども、そんな倒れた電柱の数聞いたって仕方がないやないかと、これ停電につながるわけですわ、停電に。そうした場合に、やはり早急に関西電力に何ぼ電話したかて電話出ませんねん。こういうときに無線で、どこだということを指示してやったら関西電力も動きやすい。関西電力は模索しとるんですな、どこにどうなっとるか、どこ消えたらどうなっとるか。そういう点を十分連絡を取れるような措置、それを早く教えてやる、また措置をとる、これを私はちょっと手ぬかりになっとんではないかなと思う。 ちなみに、これ私は自分のことで申しわけないんですが、まだ一部も停電しとるから、もう私の方の別所できょう1時に電気が来たんですね。この見残りでんねん、これ。関西電力は既に送ったと思うとんです。ところが、連絡するもんないんです。私は夕べだから消防署からファクスで送ってくれと。それが私が帰ってきて8時半ごろです。家をきょう1時ごろついたということで、関西電力へ行かれたこともあるらしいと、しかし対策本部ということでやってもらえば、言わなんだらわからん箇所があるわけですわ、向こうもね。そういうことの綿密なやはり行動のとれるようなことを対策本部はしてほしいと。 ちなみに言うとおきますが、きのう9時に市の対策本部は一応、1、2、3と順位が発令あって、どこまでは何百人ということはあるか知らんけど、一応私の聞いた範囲では、きのう朝9時に一応一番大きな対策本部は解散されて、あとはもう残っておられませんということを聞いとんですが、それについてどうあったのか聞かせてもらいたい。 ○議長(高谷廣君) 今後のいかなる災害にも対応できるよう、市としての考え方を。 市長。 辻本部長。 ◎企画調整部長(辻本勝茂君) ただいまのご質問の中で、その数値の問題については、私、今現在ちょっと定かではございませんけれども、私どもの対応といたしましては、この台風の来た即、災害対策本部を設置いたしまして、即職員ほぼ全員の動員をかけまして、そしてまず処理と状況の調査ということで、各校区に5班に分かれまして職員が即調査し、その調査の結果に基づきまして、これは倒木なり、また電柱の折れとか、そういった面につきましては、電柱につきましては即関西電力の方へ即報告いたしまして、そしてさらにこの状況を見た中で、これではいかんということで、職員が直接その向こうへ出向きまして、その状況報告とともに対応策を強く申し入れました。そしてさらに、また向こうの方へ職員を張りつけまして、こちらから連絡取ってどんどんどんどんと情報を送ったと。関西電力の方ではこちらから電話かけても出ないということでしたので、これを職員を向こうへ張りつけて、無線でその都度、その都度、この箇所、この箇所と指定してその対応しておりました。続いて、きのうになりまして、さらに市長陣頭指揮のもとで助役、収入役もその関西電力の方へ出向きまして、それでまた向こうで連絡を取り合いながら申し入れし、また市長は直々その関西電力の職員をこちらへ呼びまして、市長が先頭にその対応について強く申し入れいたしました。 そういった経過の中で、関西電力も非常にそら広範囲で広域的な大きな範囲で電柱折れ等があったということで、それは努力していることは我々もよく承知しておりましたけれども、それになおかつ強く要望いたしまして、兵庫県なりそういった面も動員をしてもらって、また県からもそういった申し入れもしてもらいながら、この対応の香芝の一日も、一時間でも早く停電をなくす、また復旧するように対応しておりました。きのうも夜遅くまで職員が向こうへ張りつきまして連絡を取り合いながら、地域の皆さんの市民のためにできるだけ早く通電するような形で対応しておりました。ようやく朝方には大分、12時から4時ごろまでは大方の通電があったということで、まだ、なおかつ、きょう午後になりましても一部、ほん、ごく一部でございますけれども、通電がなってないところも、これは非常に迷惑をかけてるということで、関西電力の方へもどんどんどんどん今も現在も通報いたしまして、そういう形で現在対応しているところでございます。 それから、職員の関係につきましては、これは22日の日は全職員を対象に3号動員をやって、その応急措置なり、夜遅くまで対応いたしました。それに、なおかつまた次の日には、23日には係長以上全動員をいたしまして、各その道路の除去、障害物の除去とかそういったものを対応しておりまして、現在も動員をいたしましてその障害物の除去に努力しているところでございまして、今そういった状況で職員を少なくしたということよりも、職員のやはり健康的な問題があるということで、2回で交代といったような形で動員をさせていただいておるのが現状でございまして、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(高谷廣君) 岸議員。 ◆20番(岸為治君) 私はあえて不足を言うとんのでもないんですよ。これをやはりだれしも、今思っとることと、次に台風来たら同じこと、これはわからんわけですから、その対応としてやっぱり十分なことを考えといてもらわなければ、防災訓練やってまんねんというて地震と火事やと、これだけではいけないなと。私は皆さん一生懸命やっていただいとるのを、私はここへ4時前後にここへ来とったと思います、私も。やはり市長と議長はもう現場を視察されてんねんという姿を見ておりました。あっち行きました。また、お帰りになった姿も見てました。 ところが、まず驚いたことには、まあここに発電施設がないということについては、これは全くもう検討違いで、これでは何の仕事もできないなあと。電話もうもちろんぐあい悪いですわね、電話は。ここがよかっても、向こうが悪いか知らんけど、そういう場合はやはり無線というようなもので携帯電話ばっかりで頼っておることできないから、やはり対策本部だなというようにしといてもらわんことには、より一層従事していただいてる人にも迷惑かけますね、職員の皆さんにも。 それから、私もここでは名指しで言いたくないんですけども、夕べ帰って7時半か8時前後に、私がファクスいただいたのは、たしか消防からやと思うんですが、ファクス、商工会におりました。ここへくださいというようなことで、その樹木の倒壊、電柱の倒壊、西真美、真美ケ丘方面、あるいは五位堂方面というファクスを見たときに、ああこれは大分違うなと。それと同時に、じゃあ今消防の対策はどうしてるのかと。ここには対策本部を置いておりませんと。市役所の方へ対策本部を置いておりますと。消防はそんでええのかいと。いや、もう9時ごろにですか、23日の9時ごろに消防はもう帰られたというようなことを聞きましたので、まだまだ停電もあるねんでと。こういう点もやはりはっきりしてもらわんことにはいかんじゃないんかと、早速ファクスしてくれと。私は職業柄わからんこともない。穴場があるわけですね、穴場が。じゃあこういう点は自治会において自治体でどこに停電がしておるかということを聞けるような方法、そういうことを対策本部としてはおいでだったかどうか。水ついたときには自治会長から、土木からありましたありましてんということですけれども、停電等についてやはりそういう点も尋ねられるような、やはりこう、こともできるように、細かく考えてもらって、私1人行政にこんな自然のなすわざね、どないもしょうないですわ。しかし、それをよくやってもらってるなというような気持ちを市民に与えるような、やはり措置をとってもらいたい。苦労して寝やずにやってもろうて、気使うてやってもろうて、市民から不服やと、これでは私は何もならんなと、こう思うんです。その辺のところひとつ市長の方から今後万全を期するためにはどのようなこれを生かした体制をとられるかお聞かせいただきたい。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま岸議員のお手元の方に配布されました台風被害状況、先ほど電柱はほんわずかのようなお話でございました。私は少なくとも私自身もきょうのところで午前中のときには十分なまとまりがなかったわけでございますけれども、議員の皆さん方に報告申し上げましたのは、例えば電柱一例挙げましても、私自身が把握いたしておるだけでも51本でございます。そのうちで電柱が損傷、折れたやつ、それから完全倒壊は少なくとも11本あります。あとはもう傾いて家のところへ行ってるやつ、これに伴う家屋被害が少なくとも、家屋被害だけで私どもが把握しておるだけでも二十数件ございますけれども、納屋やガレージというのはこれはもう把握できておりません。電柱が倒れていって家がもうちょっと障害になっとうとかいうことはこれ4件あると、朝から皆さん方にご報告申し上げました。電柱につきましても少なくとも51本、今私どもが把握しただけでも51本で、倒れたり、折れたりしてるやつがもう11本であるとか、完全に横になって、それがために送電線の切電と、これがために停電が広域化なってきとるところもあるということを申し上げてまいりました。 あわせまして、ここで一つの教訓といたしました、今回のこの志都美方面と真美ケ丘の一部を除きまして市内全域にわたりまして、一時期は考えますと1万7,000戸ぐらいが、これは推定でございますけれども、停電になったんじゃないかなと。その後逐次解消されました。ただし、きのうの朝現在でまだ5,000戸ほど停電が残っておりまして、きのうの5,000戸。これに対して何とかいっときも早くということで通電をいただくようにということで、ところが、ちょっとこう関西電力、これも朝で申し上げておったんですけれども、関西電力はもう電話かけてもとらない。おってもとりません、はっきり申し上げて。対応の仕方ないから。だから、私の方ではもう職員を随時もう初日から走らせました。それで、その中にはもう当然のことでございますけれども、県下各方面から応援を求めようと、やはり香芝市内を、これはどこでも一緒ですけど、まず優先してやれというような形で通電の要請を行ってきたということでございますが。 それから、避難場所の問題、これはもう当然でございまして、今回の場合も実は一例挙げまして、ひとり住まいの方で不安な方もございましたから、そういうようなご相談をいただいたときには、実は私の方の文化センターの方で和室がございましたので、そこの方で実は収容させていただこうということで、何人かの地域的にというお話もございましたので、どうぞお越しくださいということで待ってました。お越しになったわけですけども、また家族の方が直に迎えにこられたと。親戚の方か娘さんかと思いますけど、迎えにこられた。さらに、きのうあたりは停電が2日間にわたるということもございましたので、実はおふろの準備もということで、私どもちょっと啓発もいたしましたところ、私が当時夜の8時過ぎで把握いたしておりますのが、大体80名ほど。老人福祉センターのちょっとおふろを急遽沸かさせていただきまして、市民の皆さん方にご利用いただいたらなということから、市内の各地域から、実は八十数名の余り方がお越しいただいて、ふろはちょっと助かりましたというて感謝の言葉をいただきました。そのように臨機応変に、これはまあ災害防災計画の中にもなかったと思いますけれども、とにかく状況判断をしなきゃあならない場合があったんで、その辺は臨機応変な形でやっております。 今後さらに、震災の中でもやはり地震や台風や水害と、それぞれ異なった対応の災害が発生されます。それは一つの今防災計画の見直し案が、これ今までは風水害だけでございましたけど、あわせまして地震を加えた防災計画見直し案、もう少ししますと皆さん方にご配布しようという予定になっております。しかしながら、これはもうなかなか実践とは、訓練とは異なってくると思います。特に、今回のような広域停電になりますと、香芝市だけでなしに、当麻、新庄、それから関西電力がご案内、一番御存じのように、もう橿原、桜井までエリア持っております。それ一円にもう全部災害が発生したわけでございますから、もう限界があったことは事実なんです。それで、これは私どもで送電と漏電や、また感電による事故という形で触らんとけという啓発もやりました。そんな関係もございましたので、手のつけようがなかったということも現実でございまして、それがきょうに及んできとるということでございますが。そんな状況でございまして、関電に対しては先ほど言いましたように、うちの職員ももう夕べも11時半まで、私が少なくとも11時半まで向こうに関電におりました。そうしないと関電は電話を通じてくれませんので、今おっしゃるような個々の問題が、個々対応という問題が今に入ってきとうわけですから、なかなか関電だけでは対応できない。うちの方に要請いただきましたら、うちから関電へうちの職員が詰めておりましたから、そこへ連絡して関電へ直接言うというような対応も、これ最終的にとらざるを得なかったということでございます。 それから、動員計画、ちょっと先ほど聞いていただいたんは消防署の問題、あそこには消防署職員は私の方に来ておりました。ちょっと余りわかってないやつを対応したかわかりませんけども、23日も400人動員いたしました。昨日は150人動員いたしております。これは深夜になってきますと危険性も伴ってきますから、もうその作業をまた翌朝、きのう朝8時から職員さん全部動員しました。それから、22日から停電ということがございましたので、深夜にわたるやはり照会ございまして、殺到いたしておりました。電気どうなるんやろう、いつつくねんやろうということがございましたので、24時間体制で実はもう詰めております。22日から、昨日も職員が24時間体制で帰っておりません。きのうの最終でお電話ありましたが、1時半ごろに、まだ電気あきまへんやろうかという電話、最終がそれでございました、一番最終が。そんなんで24時間体制で詰めておりました。そんな感じでございます。 ただ、冷暖房につきましては、ちょっとこれはこれからの問題でございます。避難所のところについては、ただ発電機については朝来もご報告の中で、これからこれについては緊急にさせていただきたいと、こんな考えでおりますということを申し上げましたこととあわせまして、これからの対応につきまして、この停電の問題、これは一つは教訓を受けました。だから、これ関西電力に対しまして何項目かにちょっとご説明申し上げながら、私は近々に関西電力へ申し入れに行くと、要請に行くというお話も実は報告の中で申し上げておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(高谷廣君) 岸議員。 ◆20番(岸為治君) 電気につきましてはそういうことで市長の努力もわかりますけれども、実際最後は私の方で手で向こうへ行って、連れて帰って直したというような事実があって、私出入りいろいろしとったんもそういうことであったので、そのことだけは言うときます。ここやと。線1本切れとんです、高圧の。わかりません。みんなはまだやなあ、まだやなあ、思うとる。ここや。まあ私は商売柄はっきり言いますが、別所13のイ、G1やと、ここやと、宮さんの前や、これをしたれと言わなわからへん。ほかみんなついとんねんからね。もうそういうようなこともあると。だから、自治会とも連絡を取ってやって、この電気はこうしときましょうよ。ただし、やはり地震、やはり台風、水害、いろいろありますが、完璧なことはできないと思いますけども、まずはやっぱり避難所にはそういう暖炉を求められるところ、あるいはまたある程度暑さにも耐えられるような発電設備等々の準備をし、16カ所こさえてあると言うてはるけど、それら対応のできるようにひとつ努力してもらいたいと、こう思っております。 ○議長(高谷廣君) よろしいですか。 以上で本定例会に付託を受けました案件の審議は全部終了いたしました。よって、平成10年9月第4回定例香芝市議会を閉会いたします。 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 去る9月7日以来、本日まで18日間の会期にわたりまして、議員諸公には本会議、また委員会におきまして始終ご熱心に審議を賜りましたことを厚くお礼を申し上げます。今後とも市政発展のために議員諸公の絶大なるご支援とご協力のほどお願いを申し上げます。 理事者におかれましては、会期中におきまして議員諸公の意見、また要望等を十分に尊重され、市政の運営に格段のご尽力を期待をいたしまして、閉会のあいさつといたします。 理事者あいさつ。 ◎市長(先山昭夫君) 閉会に当たりまして、一言お礼の言葉を申し上げたいと思います。 議員各位におきましては、去る9月7日から本日までの18日間の長期にわたりまして私の方から提案をいたしました各議案につきまして慎重ご審議を賜りまして心から厚くお礼申し上げる次第でございます。 提案を申し上げました23議案に対しましてそれぞれ原案可決、認定あるいはご承認をいただきましたこと重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 特に、今回につきましては、北中学校問題につきましては、本市にとりましても長年の懸案の事業でもございましたが、議員の皆さん方の本当に深い高度なご理解によりまして議決を賜りましたこと、重ねてお礼を申し上げますとともに、これを受けまして、早期の実現に向けまして、これからさらなる努力をいたしてまいりたいと、かように思っとるわけでございます。 なおまた、本会期中におきまして議員各位から賜りましたご意見、ご指摘、またご提言等に対しましても、これから私たちのあらゆる施策に対しまして反映をさせてまいりたいと思いますこととあわせまして、新しい世紀を目指しましたまちづくりに対しまして職員ともども邁進をしてまいる覚悟でございます。 なおまた、既に皆さん方のお手元の方にご案内状を申し上げております10月1日福祉会館の竣工式に際しまして、何かとこうお忙しい中でございますけれども、ご出席を賜りますことをこの席からお願いを申し上げる次第でございます。議員の皆様方には今後ともより一層のご支援とご協力をお願いを申し上げまして、このたびの議会のお礼の言葉といたします。 まことにご苦労さまでございました。ありがとうございました。 ○議長(高谷廣君) それでは、これにて閉会をいたします。 どうもありがとうございました。                              閉会 午後4時11分 以上、会議の顛末を記載し、その事実に相違ないことを証し、署名する。                   平成10年9月24日                   香 芝 市 議 会     議  長      高 谷   廣     署名議員      北 川 重 信     署名議員      芦 高 省 五...